05.05.26  Te Anau
夜明けのQueenstown
Queenstownの夜明け。6時頃でしたか。宿の部屋から撮ったのですが、このとき室内でも寒かった。

 曇り。9:10。2泊したQueenstownを後にします。今日はTe Anauに泊まる。本当はミルフォードサウンドへ行きたい。そこまでは4〜5時間。行くだけなら簡単。しかし、ミルフォードサウンドは泊まるに良い所ではないらしい。だから手前のTe Anauに泊まる。ミルフォードサウンドを見た後はテアナウから南下して南島最南端のインバーカーギルに行く。それが自然なコースなのです。

 それにしてもNZという国は面白い。下左写真をご覧ください。Queenstownからミルフォードサウンドは直線距離では近い。しかし、直接行く道が無い。ラムズデン→テアナウを経由する大U字ルートを走るのです。私が地図上の「Queenstown」という字にアンダーラインを引いたために、この地図では恰もそこに道があるかのように見えますけれども、この線の所は実は険しい山。登山道はあるが車道は無い。もしこれが日本だったら、とっくにこの線の部分に車道かトンネルを作っている。でもこの国はそういうことをしない。なぜしないのか。
南島の南部
 それは殆どの橋が1車線幅しかないのと同じ理由ではないか。上院を廃止するくらいですから国家財政に長大なトンネル掘るような余裕は無い。或いはその必要性を認めない。一方、観光業界はそんな巨額な費用は負担し切れないのでしょう。かくしてミルフォードサウンド観光は通常、Queenstownから片道4〜5時間掛けてバスで行くことになっているのです。
紫雲
 日本のツアーは大抵ミルフォードサウンドからQueenstownに戻らず、空路ロトルアへ飛んでいますね。同じ道をそんな長時間掛けて往復できるか! ということでしょう。日本人はせっかちですから。

(上右写真)。ラムズデンの手前で見た紫の雲。この写真を撮ったとき強い屎尿の匂いがした。この雲は屎尿雲かもしれない。これは冗談ではありません。牛や羊のゲップと屎尿にはCO2が含まれているのだそう。NZでは現在、これに化学処理を施すことで京都議定書の水準を達成すべく真剣に検討しています。
牛の行進−1
(左写真)。ラムズデンを過ぎた辺りで向こうからランプを点滅させた車がやって来る。何かと思ったら車の後ろに牛の行列。最初の方は道路脇を行儀よく歩いていた。
(右写真)。 この列が後ろになるにつれいい加減に。道路上をノソノソ歩いて来るのです。こちらはぶつからないように最徐行せざるを得ない。
牛の行進−2
 最後尾にバギー車に乗った真っ黒なお兄ちゃんが付いていた。真っ白な歯を見せて「ごめんね」って感じで手を挙げました。この間30分ほど。おそらく総数1000頭じゃきかない。中間には人は一人しか付いていなかった。脱走の心配はないのだろうか。これにはホントにたまげました。

カレースープ
 Queenstown→Te Anau は168km。お昼頃到着。テアナウ湖の畔。軽井沢のような美しい町です。
(左写真)。カフェでカレースープとポテトフライの昼食。ポテトは黙っていると山盛りでくる。3分の1に減らしてもらった。スープはおいしかったです。
クルーズ船

 NZには土蛍という昆虫がいる。ミミズみたいな細長い虫で洞窟の天井にぶら下がり、発光して他の虫を誘い、寄って来たそれを補食するのです。テアナウにそれがいる。早速見に行きます。いわゆる現地ツアーで1人45$でしたか。

雨のテアナウ湖を渡る  洞窟は湖の対岸。上写真の船で渡る。10分で行くと言っていましたが、20分は走った。途中で雨になりました。
 土蛍はなかなかのモノでした。撮影禁止なので写真はありません。どんなモノかと言うと、プラネタリウムで星座を仰ぎ見る感じです。
お尻
 その洞窟も凄かった。入り口は身を屈めないと入れないくらい狭い。中は複雑に曲がりくねり、清冽な水が轟音を立てて流れている。こんな所で貴重品を落としたら大変。思わずポケットの車のキーを握りしめました。ポケットに穴がなければ落ちっこない。なのに心配になった。貧乏性のなせる業です。

 上右写真は土蛍を見て町に戻ったところ。見物で一緒だった人たちですが、失礼ながら女性のお尻に感心してパチリ。この人は多分オーストラリア人。NZ人も同じで、とにかくお尻が巨大です。体型はこの人種独特のもので個人ではどうにもならないでしょうが、その上に更に食べますからね。どうしてもこうなる。

 17:05。外気12.3度。湿度85%でした。
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