05.05.14 Hamilton−2
北島地図
北島は大きく四つのエリアに分けられる。北部の歴史街道。キャプテン・クックの太平洋街道。真ん中の温泉街道。西南の庭園街道。

 New Zealandはご存じのとおり南北二つの島から成っています。国際空港は北島のAucklandと南島のChristchurchの二つ。折しも秋から冬に向かう時期。最初、南のChristchurchから入ろうと考えた。南島を一回りして北島へ渡る。そうすれば寒さを少しでも避けられる。日本とは反対で、南の方が寒いのです。ところがJLはAucklandまで。Christchurchへは国内便に乗り換えなくてはならない。Christchurch直行もあるけれどそれはNZ航空単独便。私はJLのマイレージが欲しい。そんなこんなで結局、AucklandをGate cityに選びました。そして北島を先に回ることにした。

 次なる問題。レンタカーは北島から南島へ渡るとき、Wellingtonで乗り捨てなくてはならない。フェリーに車は載せないのです。で、それはいいのだけれど、予約するとき「乗り捨ては何日の何時か?」と聞かれた。借りた時刻の翌日応答時刻までを1日と計算するのだそう。応答時刻を超えると1日になっちゃうらしい。それにしても時刻まで・・・とはねぇ。Hertsとしては車をフルに回転させたい。だから日だけではなく時刻まで確かめる。すると、こちらは、北島を何日間で回るか予め決めなくてはならないということになる。これは難問。何しろ初めて行く土地ですから様子が分からない。

 「歩き方」に当たりました。上写真の説明に書きましたように、北島の観光ルートとしては四つ考えられるらしい。この四つをどう回るか。一筆書きで回るのは不可能。北部の歴史街道はどうしても同じ道を往復することになる。よほど良い所があれば別ですが、そうでなければ往復は避けたい。太平洋街道、庭園街道は共に「海岸の眺めが美しい」とか「自然の景観がすばらしい」とか書いてありますが、格別の見所は無さそう。その地域紹介のページ数が少ない。それが証拠。他の手掛かりとしてはパックツアーの行き先に入っているかどうか。パックツァーのDMを何種類も見ました。北島で必ず入っている行き先は温泉地Rotoruaです。そしてAucklandの南東にあるワイトモ洞窟。ここでは土蛍が見られます。この二カ所だけが定番で、あとはWellingtonがたまにある程度。Wellingtonが入っているツアーは高いツアーです。

 こういった比較検討の結果、北部、東海岸、西海岸は切り捨て。Aucklandから温泉街道を一路南下する。Wellingtonから南島に渡るのは車を借りてから6日後の19日・・・と決めました。Hamilton1泊。Rotorua2泊。Taupo1泊。Wellington2泊で十分と考えた。結果を先に言うとこれは失敗でした。いろいろな事情が重なり、旅の最後に3,4日の余りが出た。そんなことならその分、例えば北部の歴史街道か西南の庭園街道の一部を回っておけば良かったと後悔することに。でもまぁ最初からそんなにうまく行きっこない。この程度の失敗なら仕方がないでしょう。

 さて、Hamiltonです。なぜここに立ち寄ったか。NZを旅行すると決めたとき、もう題名も著者名も忘れてしまいましたが、町の図書館で旅行記を借りて来て読んだ。その中に「Hamiltonは落ち付いた良い町だ」と書いてあった。どのみちRotoruaに行くにはここを通ります。ならば泊まってみようということに。

 前頁に書きましたように、ここではモーテルに泊まりました。日本ではモーテルというとイメージが良くない。しかしこちらではそんなことはありません。ユースホステルやBackpacker’sより上。ホテル並み。広さではむしろホテルより上です。私が泊まったところは2寝室で、キッチンとバス・シャワー付き。綺麗でした。ただ広い道路に面した部屋だったので夜間、車の音がした。なお、料金78$は破格。シーズンオフだからでしょう。ハイシーズンなら100$を軽く超えると思われます。

コーヒーハウス
 朝08:28。晴れ。室内で17.6度。湿度63%。

 Hamilton Museum前のコーヒー店で朝食。土曜日のせいか家族連れの客が多い。左写真。この後、肌寒いのに混んでいる店内を避けて外に座る人が多かった。ここの人たちは寒さに強い。

ウエイトレスたち
 右写真。店のウエイトレス。顔は小さい。上はスリムですが下半身は巨大です。NZではコーヒー店が軽食店を兼ねています。後ろの値段表をご覧ください。決して安くない。サンドイッチでも6$くらい。コーヒーが3.5$くらいですから合計邦貨800円弱。日本のモーニングサービスの方が安い。それと、この国では時間がゆっくり流れています。注文してからモノが来るまでの長いこと。作り置きのモノが少ない。注文を受けてから作るのです。

 朝食を終えてMuseumへ。例の旅行記に「なかなか充実している」と書いてあった。展示の中心はマオリ文化。20mはありそうなマオリの丸木船などがあります。でも新進NZ人のモダンな陶磁器の展示もありました。マオリだけでは観光客しか来ないということになるからかな? それはともかく、このMuseumは昨日クルーズしたワイトモ川の岸辺にあって鬱蒼とした樹木に囲まれ、趣のある美しい建物でした。写真を撮っておけば良かった。

 Museum横の駐車場に置いてあった車に戻りましたら、ワイパーに紙が挟んである。広げてみると何と「駐車違反につき罰金40$払え」と書いてある。ナンデヤネン。ここMuseumの駐車場とチャウウンカ? 紙持ってMuseumの受付へ行った。「あそこは市の駐車場でMuseumのものではありません」。ドナイショ? 「市の方へ行ってみたら」。市役所がどこか分からん。それにしてもおかしい。駐車場には15分、30分、1時間、24時間と書かれた青い小さな立て札が各区画に立てられている。私は24時間の札の前に駐車した。それから2時間も経っていないよ。どうしてだ? 駐車場を出るときよく見たら、出入り口に料金BOXが。後で知ったことですが、時間に応じてこれにコインを入れる。出てきた紙を車の中のダッシュボードの上に置いておくものらしい。見回りが来てこの紙がないと違反チケットを切るんですね。それにしても40$は篦棒だ。

 Tourist Informationへ行きました。市役所へ電話してもらった。誰も出ない。休みなんです。見回り員だけが動き回っているんだ。しょうがない。市役所の場所を聞いて行きました。でもドアが閉まっている。これじゃどうしようもない。今日はRotoruaへ移動する。なるようにしかならない。この件は打ち切って予定どおりRotoruaへ向かいます。
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