05.05.16 Rotorua-3
名前不明の湖
Rotorua周辺にはこういう湖が沢山ある。名前は聞いたけど忘れました。

 昨日の話がまだ少し残っています。2日間でここを去るのは心残り。もう1日泊まろうということになり、主に延泊を申し入れ。「Oh ! No problem」。ハイシーズンだったら多分、こうはいかなかったでしょう。この宿は安いので結構客が入っていましたから。ついでにHertsに「Welllingtonで車を返す日を1日延期する」と電話。Aucklandで車を借りたとき、予定変更の場合に連絡する番号を聞いておいたのです。通話料フリーの番号でした。

 宿の主は電気プレートについて「NZでは日曜日に修理屋を頼むともの凄い料金を取られるから、明日まで待ってくれ」と言っていた。夕方、日本人マネージャーが電気コンロを持って来た。不便だろうと気を利かしてくれたよう。それを使って自炊。スーパーで買ったお米を鍋で炊いてみたけど見事に失敗しましたね。真っ黒に焦がしてしまった。その焦げ臭いご飯を食べました。

 台車を連結したトヨタ・バンが2台も入って来た。乗っているのは白髭のお爺さんに率いられたハイティーン達。聞いたらカナダの高校生だそう。お爺さんは教師らしい。このRotoruaのあとも、あちらこちらで同様のグループに出会いました。これは一種の学習活動なんだろうか。それで思い出した。何年か前、小田原から箱根へ登るバスに乗った。外国の女の子が20人くらい乗っていた。聞いたらオーストラリアの高校生だと。教師が何人かついていましたね。関西を回って来て、今日は仙石原に泊まる。中の一人が、「この辺は地震があるか?」と聞く。よせばいいのに「アァこの辺は地震の巣だよ。多分今夜もあると思うよ」と答えた。そしたらその子がビックリして隣の子に耳打ち。それが次々に広がって行き、中には怯えて立ち上がる子も出てくる始末。こちら慌ててしまった。「いや今のは冗談だよ」と打ち消すのが大変でした。

 NZに入って数日経った。夜、洗面台で下着類を洗濯。室内にロープを張りぶら下げる。ロープを引っ掛ける所が無く苦労します。カナダの学生達が部屋を出たり入ったりでうるさい。修学旅行の気分なんでしょう。

 さて16日です。月曜日。天候は曇り。朝食はまた自炊。昨日のワーホリのお兄ちゃんが「今日も暇です」と言うから、近くの山へトレッキングに連れて行ってもらうことに。客の若い日本人女性が1人同行。11:50。室外で17.9度。車で出掛けます。途中から雨が降り出す。「止めようか」。「いえ、これくらいなら大丈夫ですよ」。

 山に分け入ります。やがて湖畔に。ロッジがあるが営業していない。でも車が数台。岸に釣り人が数人。「水清ければ魚住まず」という。綺麗な湖です。本当に魚がいるのだろうか。駐車場に車を置き、雨カッパを着て湖畔の小道を歩きます。自然林の中。落ち葉や枯れ枝を踏み、道は上がったり下ったり。獣道のような道です。1時間も歩いたかな。入り江みたいな所に出た。湖はまだズッと先、視界の果てまで続いている。この湖を1周するのに2日掛かるとか。だから途中に泊まる小屋があるそうですが、見える限りでは人工の物は何もありません。極力自然を保つようにしているのでしょう。雨は小降りながら止まない。帰ることにします。(注)雨のため写真は1枚も撮らず終い。上の写真は別の所のものです。

 町に戻る車の中で。若い女性は26歳。やはりワーホリで来ている。既にNZに6ケ月居る。家は厚木だと言うからよくよく聞いたら、旦那は同い年で海自。P3Cの乗員だそう。おやおや。「放り出して来て大丈夫なの?」。「自衛官だから何でも自分でできるんですよ。子供がいない内でないとできないことだから、思い切って会社を辞めて来ました」とのこと。ウーン。今の若い人は頭が柔らかい。感心しました。

 ワーホリのお兄ちゃんに洗濯物の話をしたら、「別棟に洗濯機も乾燥機もあるんですよ」。ナーンダ。部屋中にぶら下げる必要はなかったんだ。別棟で思い出した。「あそこに居るマオリ系の女の人は使用人?」。「いえあの人はお客です」。エーッ!ホント? 更に彼の説明を聞いて二度ビックリ。ここNZでは母子家庭だったか失業者だったか、とにかく無収入または低収入者に週200$かのお金が支給されるのだそう。 そして家を1軒持つよりも、このCentury21のような格安の宿に住む方が安くつく。税金も水道光熱費も掛かりませんから。で、政府から支給されるお金で何とか食べていける。だからそういう人は働こうとしない。

 Century21にはもう1人、男でそういう人が居ますよ・・と言われてそうそう、2階のベランダに椅子出して日向ぼっこしている人がいたな。中年に差し掛かったくらいの男だった。マオリ女性にも暗い感じはなかった。古いけど車も持っていたし。車が大好きと言っていた。人生をenjoyしているみたい。「それはしかし問題だね」と私。「ですからこの国は消費税が12.5%と高いんですよ」と彼。この国は一見地上の楽園みたいに見えますが、一皮めくるとやはり問題はあるんですね。

 雨が激しくなり、外のアクティビティーはできない。しょうがないから二人の若者を連れてまたMuseumへコーヒーを飲みに行く。日本人同士。自然に食べ物の話になる。ワーホリ青年が「ここの生ソーセージはとてもおいしい」と。また鍋でも低温でゆっくり煮れば食べられるご飯が出来ると教えられた。帰りにスーパーでそれを買い、米も今度はゆっくり炊いたらまずまずの出来。生ソーセージはボイルして芥子を付けて食べた。いやいやホントにおいしかった。勿論新鮮な野菜もたくさんとります。脂肪分がどうしても多くなりますから。
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