17. ヴィクトリア−1
Empress
エムプレスホテル。482室。ヴィクトリアの象徴的建造物。

 まだ14時前。1時間半のダウンタウン観光コースにトライする。バスターミナルでチケットを買おうとしたら「それはエンプレスホテルの前です」と言う。ターミナルはホテルの裏。家内を残し、ホテルの表に出る道を探してホテルの縁に沿いグルリと2百米は歩いたか。いや、大きいホテルだ。ホテル正面に真っ赤な2階建てパスが並んでいて、 一目で「あれだ」と分かる。一人15ドル。元の道に戻らずそのまま歩いたら、50米でターミナルに出た。 随分遠回りしたわけだ。「とんま。間抜け! 」と我と我が身を罵る。家内を連れてバスへ。相客は15人位か。みんな2階に乗る。

 やがて発車。目抜き通りのGoverment St が如何にも英国風の趣でいい感じだ。チャイナタウンもある。町が小さいからすぐ郊外に出てしまう。樹木が多く落ち着いた住宅地、ゴルフ場、海岸、公園等を一回り。途中休憩を人れて1時間半があっけなく終わる。
Tour Bus

 印象に残ったのは、パスの屋根を街路樹の枝がガリガリとこすること。それも頻繁に。運転手は平気。枝落しが間に合わないのか、それとも余興のつもりなのか。何か説明があったのかも知れないが、私には聴き取れなかった。庭の手入れがどこも良い。大きい家では庭師を雇うようだ。アジア系の男がエンジンカーで芝刈りをしていた。こちらでは庭の手入れが悪いと、ご近所から叱られるのだとか。運転手の説明によれぱ、ここでも香港人の買い占めで不動産価格が高騰したとのこと。しまったなぁ。我が輩も高くなる前に買っておけばよかったよ。

 再びバスターミナルに戻り、予約したホテルに電話して迎えを頼む。なかなか来ない。30分待った。もう一度電話しようかと腰を浮かせたところへやっと来た。ホテル名を横腹に入れたバン。運転手は若いベルボ一イ。
Parliament
  B.C[ブリティッシュ・コロンピア]州議事堂前を通り、概ねインナーハーバーという入江に沿って走る。僅か5分でホテルに到着。なんで30分も待たされたのか。このホテルはまだ新しく部屋も広くて良かったが、ただ当てがわれた我々の部屋がインナーハーバーに面していないのが残念。見えるのは余所の住宅ばかり。

 6時までまだ2時間あるからと家内はベッドで昼寝。ホンマどないなっとんねん。乗り物では居眠り。ホテルでは昼寝。何もわざわざ高い運賃払ろうてカナダくんだりまで来んかて、昼寝なら日本でも出来まっしゃろが。

 当方プールで水泳。これ 「治にいて乱を忘れず」の心構え。このプール半分が室内、半分が屋外という妙な造り。ゴーグル持って来るのを忘れたので目を開けられないから、クロール、プレストで泳ぐと体の癖で左に曲がる。しからばとバックで泳げば、今度は屋外部分で雨が目に入る。それでも我慢して泳いでいるうち、水着の女性が一人入って来た。それをしおに引き上げる。曲がっていって接触しようものなら事だ。

 プールサイドの外はすぐインナーハーバー。ボートや水上飛行機が往来している。その向こう岸にはアパートだろうか? 最近流行のわざと調和を崩したような造りの集合住宅が連なっている。どこを取っても一幅の絵になりそうな風景。 こう いう所に住みたいものだ。
Inner habor
 単葉・複葉の水上飛行機も懐かしい。何度も水面を移動しているのを見かけた。大方金持ちの自家用だろうと想像していたが、後でガイドプックを見たらバンクーバ一と結ぶ不定期便だった。
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