08.05.28 貴陽まで
貴州省の山
省境の山を越え貴州省に入ったところ。山々がカルスト地質独特の形をしています。
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 7時に朝食。朝食はいつも屋台みたいな店でお粥とかマントウとか。質素です。。5人でも20元くらい。街を一回りして写真を撮り、09:20鳳凰を離れます。言い忘れましたが、運転はA氏とC君の二人。大体2時間程度で交代しています。

 今度は来た道ではなく省高級道路306号線に乗り一路西へ。鳳凰は湖南省の西端ですからすぐに貴州省に入る。入った途端、舗装状態がよくなった。また何となく景色が柔らかくなったと感じましたね。水田が多いせいでしょうか。

 銅仁市を通過。昔、ここで銅が採れたのだろうか? やや緑がかった水の美しい川沿いに広がる落ち着いた街でした。写真を撮っておけばよかった。

 玉屏から再び瀘昆高速公路(065号)に入り貴陽に向かいます。
苗族の家
(左)周辺の苗族の家に新築が目立つ。道路工事でお金が入ったのでしょう。つまりこの辺りは最近完成したもの。A氏は昨年もこのルートを通った。当時高速は工事中で、曲がりくねったガタガタの一般道を走ったそうです。
退耕還林
(右上)度重なる大洪水に懲りて朱前首相が始めた植林事業(退耕還林)が少しずつ眼に見えるようになってきています。国家的観点から言えば正しい政策ですが、畠を失う農民に所得補償はあるのだろうか?

 凱里からは補修箇所が目につく。数年前、私、この高速を通りました。老朽化がちょっと早過ぎますね。その時の記録はこちら。
 http://www.kodaijin.sakura.ne.jp/guiyan3.html

 貴陽着17:30。16度 65%。高速出口で渋滞。市道に入るまで1時間掛かった。本日の走行距離443Km(累計1993Km)。省政府裏手の汽車維修処招待所に投宿。60元。

 毎日、この宿を決めるまでが大変。一切予約なんかしていない。街に入ると徐行しながらホテル、招待所を探すんです。看板が見えるとA氏はM氏、(A氏が運転していれば)C君に「オイ、行ってこい」と命ずる。M氏とC君は車を降りて交渉に走って行く。

 A氏の指示する条件。1.安いこと。2.駐車場が囲われているか、または夜間警備員付きであること。3.エレベーターがあること。その理由ですが、2.は車の盗難を怖れてのこと。3.は荷物が多いから。これだけの条件を満たす宿はそう簡単には見付かりません。M氏と運転手C君は気の毒にA氏が「ここにしよう」と決めるまで、アチラコチラと走り回るわけ。

 A氏はかなり中国語が話せます。だから最初、何もM氏やC君を使うことないじゃないか・・・と私は思った。特にM氏は曲がりなりにもプロ写真家です。走り使いは可哀想。そうA氏に疑問をぶつけたら、「僕が交渉に行くと値段が倍になるよ。外国人と分かるから。車のナンバープレート見られただけでも値段跳ね上がるんだから」と言う。ハァー、成る程。

 で、この招待所は1と2の条件は満たしていましたが、3.はダメ。部屋は4階だった。でもそれまで散々探し回って草臥れていたから、「もういいや」と諦めちゃったんです。階段上がるのきつかった。

 夕食は屋台の街陝西路へ。以前貴陽に来たとき、野良猫@長野さんに教わってここで食事して面白かった。その時の記録はこちら。
 http://www.kodaijin.sakura.ne.jp/guiyan5.html

 皆さんに喜んでいただこうとタクシーに分乗して出掛けたのですが、これが大失敗。騙されました。まだ時間が早くて出店が少なかった。中で熱心に誘う屋台に「どこも同じだろう」と座った。食べ終わってまぁ精々80元くらいと踏んだ勘定が、おいしくもないのに何と180元。クレーム付けるとメニュウを持ち出して間違いないと言い張る。どうも普通のメニュウと観光客用のメニュウの2種類用意して使い分けているらしい。初めは普通のメニュウ。クレームには観光客用メニュウを持ち出す。我々の会計係はM氏。中国人なのにあっさりやられた。

 こういうときのA氏は辛辣です。流石に本人には言いませんが、私に「これが自分の金ならしっかり確かめるんだろうに・・・」と言う。そうかも知れない。M氏は親の七光りで新聞記者になり、日本に留学もしているそう。顔も話し方もおっとりしている。ボンボンなんですね。写真家としての稼ぎもよくないとかで、A氏は通訳兼走り使いとして連れてきている。費用は我々持ち。だからA氏の言もあながち的外れではないかも知れない。しかし、この屋台に案内したのは私。皆さんに済まないことをしました。
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