08.05.29 昆明まで
立ちんぼ
貴陽の街中で。右に職業紹介の看板が見える。今日の仕事を求めている人々でしょう。
 4/25
 07:10発。8時頃から晴れ。瀘昆高速は貴陽から70〜80kmの安順でお終い。料金所から出るとき聞いたら100km先の晴隆からまた(高速に)入れると言う。A氏怒るまいことか。貴陽で泊まった招待所は自動車修理処の経営。そこで聞いてもタクシーの運ちゃんに聞いても「通」と言っていたのに。中国人の言うことは当てにならん・・・と。私なんかより遙かに長い中国歴をお持ちのいわば千軍万馬の古強者が子供みたいにムキになって怒るのが可笑しくて、そうかといって明からさまに笑うわけにもいかず、横でひそかに笑いをかみ殺したことでした。

 なお安順で降りたと言ってもそこは市街よりずっと先の黄果樹瀑布の入り口近くです。サクランボ売りの小姐が一杯いました。数年前、私、黄果樹にも行きました。記録はこちらに。
 http://www.kodaijin.sakura.ne.jp/guiyan2.html

 一般道の100kmは大変です。舗装は凸凹。曲がりくねっている。のろいトラックが多い。思うように追い越しが出来ない。
事故処理1
 無理な運転をすると、このようなことになります。車体が長いため普通に走ったのでは曲がり切れない。反対車線に膨らんだところで下ってきた車と衝突し、道下に転落したものと思われます。
事故処理2
 (左下)ときどき横に工事中の高速道が見えます。ここはさほどではありませんが、関嶺というところの谷は深かった。どう言ったらいいのかな。丸太の横腹に鉈で深く切り込みを入れたような感じです。目測で幅は1kmない。しかし、深さは1千米以上ありました。難所だから「関嶺」の名がついたに違いない。工事はワイヤケーブルが支柱にやっと掛かったところで、橋桁はこれから。完成まで未だ1年以上タップリ掛かるのではないか。おそらくここが瀘昆高速公路最後の工区になるでしょう。
工事中の高速公路
(右)この辺山が険しく、町はたまにしかありません。と言うことは食事できる店がないということ。山中でラーメンの昼食をとります。車にガスコンロ2個。鍋。水。キャンパス地のテーブル、脚立などを用意してある。
山中で自炊
 シェフ?は松山から参加のSさん(しゃがんでいる右の人)。A氏とは古い友達。大阪の山岳会で知り合った仲だとか。小柄ですが筋骨隆々です。剣岳などに登っていたそう。この道路の右側は切り立った崖なのですが、「登れますか?」と聞いたら「年取ったけどこれくらいなら簡単だよ」という答えでした。S氏はこの他荷物積みも宰領する。口うるさいA氏が「炊事と荷物は彼に任せておけば大丈夫」と太鼓判を捺した。よほど信頼しているのでしょう。

 ついでに、S氏の向こうにいるのがM氏です。

 突っ立ってタバコを吸っているのが運転手のC君。年齢は40歳ちょっとだそう。しょっちゅうA氏に怒られている。怒られる原因はA氏の注意を守らないから。どんな注意か。例えば「カーブで追い越しをするな。車を停めるときはなるべく道脇に余裕がある所に停めろ。停めたらハザードランプを点けろ。すぐギアをパーキングに入れサイドを引け。フロントガラスは何時でも綺麗にしておけ」。こんなの難しくも何ともない。至極単純なことです。見ていると、これが守れるのは言われたときだけ。1時間もすると忘れちゃってまた怒られている。

 朝から晩まで怒られているのを見ているこちらも辛いです。だから私言いました。「40にもなってこれじゃ幾ら言ったって直りませんよ。Aさんも血圧が上がるだけだからいい加減に諦めたら」。A氏「いや諦めない。(上海に)帰ったらもう一度注意事項を一覧表にして毎日チェックするんだ」。凄い執念です。やっぱりこれくらいでないと、大勢の中国人を使って生き馬の目を抜く上海で事業を成功させるのは難しいのかも知れない。
高速公路の料金所
 12;:45片付けて出発。晴驍ナ再び高速道に入りますが、ちょっと走っただけで沙子で終わり。一般道を30km走って晋安でまた高速に入る。10kmかそこら、英武でまた一般道へ。都合3回出たり入ったりしました。
(左)何処だったか忘れましたが、途中の料金所です。
 この先、劉官で大渋滞。このとき15:11。渋滞の原因は三叉路の先で片側車線の工事をしていた。20米かそこらの短い区間です。時間で交互に片側通行させればいいのに、その整理をする人間がいない。こちらの二又路から我先に車が突っ込む。そのため向こうから来る車が通れない。紐がよじれたようになっているわけ。A氏が「オレが行って整理しようか」と言い出しましたが、何とか小1時間で通過できました。A氏は前にどこかで同じような状況に出会った。車を降りて行って交通整理し、キチンと通れるようにしたそうです。

 このあと何度も険しい山坂の上り下りがありました。貴州、雲南の省境ですからね。危険一杯。けれども眺めは雄大でした。先を急いで写真を撮らなかったのが残念。

 雲南省に入り富源から高速。 昆明に18:50着。本日の走行距離586Km(累計2579Km)。
(右)青洲賓館。官南大道新南站福徳立交橋下30米 0871-3576041 50元。
 例によって徐行しながら宿を探していたら、偶然(A氏が)前に泊まったここを見付けた。電梯なし。しかし安いし、駐車場が建物内。安全だということで一も二もなくここに投宿。夜は近くで火鍋。おいしかった。部屋(3F)に蚊がいました。
昆明の宿
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