04.05.04  黄果樹大瀑布
苗寨
苗族の踊り。この後、客が参加して腰につけた赤い布を取るゲームなどをする。
  5月3日
 今日は昨日とは打って変わり曇りで寒い。半袖のTシャツで一度外へ出ましたが、これは無理と判断。部屋へ引き返して長袖を着込みました。

 ツァーのバスはトヨタの8人乗りバンでした。申し込んだとき確認した話では厦門金竜の20人乗りバスということだったんですが・・・。昨日も言いましたが220元は高い。帰りに分かったことを先に言っちゃいますけど、門票が値上げになっているのでは?  大瀑布80元ですからね。これで食事付きガイド付きですから、いいバスを使ったら旅行社はいくらも儲からないのかも知れない。

 黄果樹大瀑布は地図を見ると貴陽の西方に当たります。貴陽は省都なのに街は小さい。厦門よりも小さいのではないか。あっという間に市街が無くなり田舎になります。こちら西側は瘤山は少なく、比較的平地に富み、田畑が広がっています。ただ瘤山にも田畑にも風化した岩石の露頭が多い典型的なカルスト台地。一見して痩せた土地と分かります。そして、山にも田畑にもお墓が目立つ。こんなに無秩序にお墓を作っていいものだろうか。タダでさえ少ない農地を潰して・・・。と思っていましたら、やっぱりそう考える人がいたんでしょうね。安順市という地域には、山の斜面全面を整地して作った集合墓地が幾つもありました。他の市も真似すればいいのに・・・と思いましたね。

 大瀑布に行く前にまず苗寨。林の中に板切れで囲いを作ってあり、その中で苗族の踊りや腰布取りのゲームをする。バンブーダンスもあった。それなりに面白かったです。でも最後はゲームに参加した人がチップを上げる決まり。まぁ、そういうものなんでしょう。

 私ずっと黙っていたので中国人だと思われていた。間もなく大瀑布というところでガイドに何か言われ、これは集合時間のことかと早合点。紙に「請写集合時刻集合地点」と書いて見せた。それで外国人とバレました。「年齢によって割引がある。貴方は何歳ですか?」と聞かれたのでした。パスポートを見せたらみんな驚いていました。で、私の年齢だと門票がタダになるのだそう。後で80元返ってきました。しかし何回も言いますけど、門票80元は篦棒だなぁ。

 大瀑布の手前に観光客目当ての小さな飯やが並んでいます。その中の一軒で食事。四川省でも雲南省でもご飯はおいしくなかった。しかしここのお菜は真っ当な味でした。

大瀑布
 黄果樹大瀑布は確かに壮観ですが、水が少なかったですね。人、人、人。人の頭しか見えません。正面に大瀑布を見る所まで行って、先を見ると細い道にもう人がギッチリ。この分だと所定の時刻までに集合場所まで戻れそうもないと判断。そこから引き返して定刻2時20分の30分前にバスに到着。これはしかし失敗でした。定刻を過ぎ、待てど暮らせど誰も帰って来ない。全員揃ったのは、なんと40分オーバーの3時。みんな瀧の裏側から滝壺まで全部行って来たと言う。

 これでつくづく考えさせられましたね。日本人は自分の欲望より全体の調和をまず考える。中国人は自分の欲望充足が第一。決まり事は他人が勝手に決めたこと。守れないような決まりを作った方が悪い。まぁそういう意識じゃないでしょうか。

 帰りに竜宮という鍾乳洞の見物をすることになった。初めのお品書きには天台山となっていた。何で天台山がネグられて竜宮になったのかよく分かりません。おそらく天台山は詰まらない所なのでしょう。初めから竜宮を入れるとその門票50元分コース料金が高くなる。すると売れない。まず客を集めてから中身をすり替えるという、そういう手口ではないか。これは全くの推測ですが。

 それは兎も角、そこはずっと谷底へ下った所にあります。小さな瀑布を見た後その横の崖を登り、瀧の元になっている小さな湖でボートに乗る。そして鍾乳洞へ入って行く。1Kmくらい奥へ入りますかね。所々に色付きの照明がついていて、まぁおどろおどろしい雰囲気は出している。でも大したことはありません。これで50元は高い。そうそう。さっき返って来た80元のうち50元はこの門票分として追加徴収されちゃいました。
竜宮

 仲間は香港人のカップル二組、昆明から来た若者カップル二組。一組は子供連れ。北京から来た若い女性一人。私を入れて11人。みんな私が日本人と知ってから私と話したがった。香港人が英語を話すのでその通訳で、また時に筆談したりして楽しく歓談しました。みんな親切でした。

 「昆明から何で来たの?」。「火車で11時間」。「そりゃ大変」。通訳の香港人は「飛行機は高くて乗れないんだよ」と言う。でもサ、この若さで旅行できるんだから大したもんだよ。オイラこれくらいの年齢のとき、逆さに振っても鼻血も出なかったゼ。

 そう言えば帰り道、もうじき貴陽という所で昆明行きと思われる列車が走って行くのを見ました。綺麗な車両でしたからおそらくT列車でしょう。線路も複線でした。貴陽田舎とバカにするな。街には信号もネオンサインもある。空港もあり、重慶、昆明、柳州、長沙へ鉄道も繋がっている。高速道路も盛んに作っている。存外開けたところです。

 午後7時過ぎにホテル着。黄果樹大瀑布から直行で帰って来るとすると、所要時間はだいたい2時間程度と思われます。ホテル前の夜店では、寒くて女性はコート、男はジャンバーを着ていました。

 明日は凱里へ行きます。
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