04.05.05  凱 里
標語
台江から施洞鎮への途中の山中で。このような標語板が沢山あります。
 
 5月4日
 凱里へ行くのに、最初からタクシーをチャーターしたら幾ら掛かるか。黄果樹大瀑布観光の途中、バスの運転手に聞いてみました。400元くらいだろうという答え。でも長途汽車站からバスで行けば20元程度で行ける。その方が安いよと言う。そりゃそうだ。ということで、ホテルからタクシー拾って長途汽車站へ。票を買おうとしたら係は「火車站へ行け」と言う。エー、何で? そのバスの運転手は長途汽車站は一つしかないと言っていた。しょうがないから筆談。「ナンデヤネン」。「火車站体育館ナントカは凱里専車繁車」。凱里行きが頻繁に出ているということだ。

 再びタクシー拾ってそこへ行きました。貴陽の街はそんなに大きくない。初めから分かっていればタクシー初乗り区間1回で行けたと思います。でも初めての土地。それくらいの試行錯誤は仕方がないですね。行ってみたらそこは火車站ではなく、さっきと同じバス站です。何で?

 それは兎も角、なるほど凱里行き専門の窓口がある。快速が40元。その上の何だったか変な名前のが45元。45元のを買った。ついでに向こうを7時頃に出るバスがあるか確認。あると言う。20分間隔で出ているらしい。安心して乗り込んだバスは確かに豪華。飛行機のファーストクラスの座席とそっくり。足を載せる台まで付いていました。

 さて、貴陽市街から東へ向かいます。街並みはすぐに消え、後はずっと瘤状の小山の連続。こちら東側(凱里方向)は起伏が激しい。そして、同じ瘤山でも緑が深い。大木こそありませんけれども、灌木が生えているんです。所々に霧島ツツジそっくりの赤い花が見えます。山裾の田畑は段々畑です。注意深く見ていますと、昔は畑だったと思われる所に松か檜か分かりませんが、植林した形跡がある。これはこの後ずっと奥地に入っても散見され、所々に「退耕進林」だったか、そのような趣旨の石碑がある。地方政府が山上の耕作を禁止し植林に努めているものと思われます。「なかなかやるじゃないか」と感心しました。

棚田
 道路は有料高速道路。鉄道とほぼ並行して走る。湖南省方面へ抜ける鉄道なのかな? バスは麻江だったかで別の有料道路に入ります。やや頭を南に振った感じ。道は上ったり下ったり。そういう地形ですから耕地が少ない。人家も少ない。これは天地自然の理ですね。この辺は大勢の人間を養える土地ではないということです。
(注)この写真は台江から施洞鎮への途中で撮ったもの。本文  の地点よりずっと奥地です。
稲むら
 たまに見える部落の人家は漢族のものではなさそう。瓦は黒いが、シナ瓦より大きい。日本の東北の方の物置というか倉庫風の建物に似ている。そして、もう一つ気が付いたこと。家の周囲にゴミが散らかっていない。家は見窄らしい感じですが、ここの人達はゴミの始末に気を使っているようです。
(注)この写真も上に同じ。

 凱里に着きました。貴陽から約2時間。雨がパラパラ。やっぱりここも真っ平らじゃありません。街中に勾配が多い。ここから私、岩橋@蘇州さんに聞いていた少数民族の村麻塘家寨へ行く予定でした。ところがバスの中で隣合わせになった北京から来たグループが「台江県へ行く」と言う。エッ! それ、hal-vvvさんに聞いていた所じゃないか。で、この連中も貴陽へ日帰りだと。それなら単身で歩くよりこの連中にくっついて行く方が楽。みんなも「一緒に行こう」と言ってくれるので、急遽ぶら下がることにしました。なお、この連中は北京の建設銀行の行員だとのこと。

 台江県行きのバスに乗ります。10元だったかな? 本当は定刻があるんだろうになかなか発車しません。客が満杯になってやっと発車。道路は貴陽から凱里までの道より細くはなりますが、一部高速道路建設中の場所を除いては舗装されていました。ただし曲がりくねり、下りが多い。貴陽から凱里も全体としては下りだった。と言うことは、貴陽はかなり高地だということになりますね。(写真)苗族のおばぁさん。施洞鎮で。
苗族のおばさん

 約1時間で台江市?に着きました。川沿いの小さな町です。こんな田舎にも寛帯の上網バーがあるのに驚いた。僅かな距離で2軒見ましたが、そのうちの1軒の看板には「蚯蚓バー」と書いてあった。広場に舞台が。聞いたら少数民族の催しは5時半からだと。そのとき2時半。さてどうするか。北京人グループにくっついて行って良かった。連中何やら地元民に聞いていましたが、更に奥地の施洞鎮まで行くと言う。そこまで行けば姉妹飯という苗族のお祭りがあると。実は私、hal-vvvさんにそれは聞いていました。一人ではとても行けないと諦めて麻塘家寨へ行くことに決めていたんです。図らずもそのお祭りを見られることになりました。  (続く)
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