09.02.23 龍門古鎮
地図1
上海の友人の結婚式に出たついでに小旅行してきました。例によって上海在住Aさんのランドクルーザーに乗り、浙江、安徽、江西省の古鎮回遊です。

 2月23日

 上海をランクルで9時半に出発。同行上海歴史散歩主宰者・前上海日本人学校事務局長K氏。昨年9000キロの旅に同道した上海人写真家M氏。

 義烏に行くのか? 真っ直ぐ諸葛八卦村に行くのか? ハッキリしません。早朝は晴れていたのに雨が降り出した。それでリーダーのAさんが迷っているのです。どうしようかと。

 取りあえず杭州に向かう。この道昨年走ったときは渋滞一歩手前くらいに混んでいた。今は随分空いています。やはり景気が悪いんですね。

 景気が悪いで想い出した。一昨日かに日語校主任をしている教え子と食事しました。その子が言うには「日本は暗いですね」。1月に母体所在地岡山に行って来た。日本のTVでは首切りとかそういう話ばかり。上海に戻って来たら、そんな雰囲気はまるで無い。前と変わらない・・・と。

 実態は上海も相当悪い。けれども見た目日本ほど激しい落ち込みを見せていない。これは何故か?

 一つには、皆さんご存じの通りこの国のマスコミは悪いニュースを流さない。しかしそれより大きい理由は、こちらの人は基本的に楽天的だからじゃないかと私は思う。明日のことを心配してもしょうがない。取りあえず今日飯が食えたからいいじゃないか。明日は明日の風が吹くわい。ケセラ セラ! なるようになる〜。

 「悪い悪い」と言ってると気が滅入ります。本当に悪くたって、「ソノウチナントカナ〜ルダロウオ〜!」と鼻歌歌ってる方がいいんじゃないかと、いつも私思うんですが・・・。どんなものでしょうか。

 閑話休題。雨がウインドウを激しく叩く。やっぱりこの時期は旅行には向かないんですね。杭州を過ぎ、新しく出来た高速を走り、中阜という所で下ります。そこから少し走った所に龍門古鎮というのがある。そこに寄ります。そうそう、辺りの山に桜が咲いていました。

 この辺の古鎮は造りが皆よく似ています。ただこの古鎮は道に特徴がある。全村道という道が細長い扁平な自然石で敷き詰められている。蘇州などの庭園の道と同じ造りです。
敷石
(左)それも只敷き詰めてあるのではなく、色々なデザインがあります。これだけの石を集めるのは大変だっただろうと思います。
(右)村中心の池。洗濯も野菜洗い同じ所でやる。
村の中心
 更にもう一つの特徴は全村「孫」という姓であるらしい。
旗
  もう一つ。何でも5年くらい前に「理髪師」という映画が発表されたそうですが、その映画のロケはここでやったのだそう。
(左)旗上部の人名は著名な画家だとか。この村との関係は聞いたけれど忘れた。
路傍の井戸

   (右)それからもう一つ。道の真ん中に井戸があって(それも一つや二つではありません)、それが囲いも何もしてない。ポカンと口が開いているんです。幼児が誤って落っ込ちたら・・と、つい余計な心配をしてしまいました。

 雨の中を写真を撮って歩きました。他に観光客は一人も居ませんでした。途中、ナントカ酒坊という所を覗いたら、中にいた女性が酒飲むかと言う。地酒を飲ませて貰った。白酒が60度。きつかった。黄酒もあった。こちらはおいしかった。お金を払おうとしたら受け取らない。何故か分かりません。ご馳走になってしまいました。
内職
  もう一つ特徴があった。村の女性たちが内職でバドミントンのラケットを作って居ます。作ると言ってもガットを張る作業。100個作って26元とか言ってました。
(右)できた製品を運んでいる。
製品を運ぶ
  そうそう。もう一つ面白いことがあった。関東煮があった。関東では「おでん」。関西では「かんとうだき」。
関東煮
(左)それらしく真鍮の箱で煮ている。ゴボウ巻きもあった。Aさん手を出し掛けて「多少銭?」。2元。「アホラシ!」。手を引っ込めた。ともあれ、こんな田舎にもおでんが進出しているとは驚きです。
洗い物
 (右)川で洗い物。何だろう?

もしここに行かれる場合は道標に従って正面から行かれないように。門標50元取られます。我々はずっと川上(村の横に川が流れている)に行って小道から村に入り込みました。

 再び高速道路に乗り、蘭渓市まで走って市内東方大酒店に投宿。朝食付き120元。本日の走行距離400キロ。終日雨。
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