01.06.27  九寨溝-2
羌族の踊りと歌。それは見事なものでした。
 夜は民族舞踊演芸会。この辺一帯はチベット系羌族(チャン族)のエリアなんです。まぁ要するに羌族のショーです。これはツァーに入っていない。オプション。ガイドが「どうですか」と聞きに来ます。お値段が確か80元と100元の2段階あった。我々は100元の方を申し込みました。

 バスで出掛けます。会場は常設テント。真ん中に舞台。お値段が高ければ前に座れる筈。それが後ろの方だった。なんでや?  もしかすると、例えば120元くらいのもあって、そちらは早くに売り切れて仕舞ったのかも知れません。開演するとまず宝くじ・・。ウン? 違うな。エーと、そうそう。福引きがあります。司会者が席の番号を読み上げる。その席の敷物の下に札が置いてあるんです。当たりは何百人の中でたった4人。なんとなんと、我々のグループのKさんが当たった。当たった人は舞台に上がる。司会者が「どちらから?」。「上海」。「オー、遠くからようこそ」ってなやりとりがあり、札と引き替えに景品を貰う。Kさん流石に語学留学に来ているだけあって、ソツなくこなしました。景品は何だったっけ?  自分のことじゃないから忘れちゃった。

 それから2時間近く歌と踊りのオンパレード。踊りも迫力ありますが、いやいや歌の素晴らしさに圧倒された。もっと正確に言うと、女性歌手の声ですね。七色の声と言うが、あれは本当です。どこから出るんだろうというような。チベットから蒙古にかけてホーミーと言うんですか、そういう唱法があると聞いていましたが、これがそうなんでしょうか。感激した聴衆が白布を持って舞台に上がり、歌手の首に懸けます。上手な歌手ほど沢山白布を貰う。あ、白布はお客の席に一枚宛予め置いてあるんです。昔、「スフ」という生地があった。そんな布です。この生地知っている人は相当なお年。

 終わって外に出るとバスがズラリ。山奥ですから空港リムジンのような大型バスは入れない。勢いどこのツァーも同じタイプの中型バスを使う。だもので見分けが付かず迷ってしまい、あとで家内に怒られました。普段私に怒られてばかりいるものですから、きっとその腹いせでしょう。

 01.06.28 一夜明けて、いよいよ九寨溝観光です。ホテル街から少し下ったところにゲートがある。昨日走って来た道を背骨とすると、肋骨が九本あって、その一つが取り分け美しい・・・と評判になった。ですから、その一本の肋骨を九寨溝と言うのではないんですね。背骨をなしている大きな渓谷が九寨溝。まぁ、そんな講釈はどうでもよろしい。ガイドがチケットを買いに行き、我々は待機。チケット売り場の前はもう黒山の人です。

 こんな所まで観光に来るのは外国人だけだろうとお考えの方はもうかなりずれています。この群れている客の殆どが中国人。元々人口が多いところへもってきて、最近の所得の向上でこの程度の国内旅行なら簡単にできるようになったんですね。6月末ですからまだ学校は夏休みじゃない筈。それでもこんなに人が居る。夏休みが始まったらどうなることやら。想像するだけで空恐ろしくなるほどでした。

 チケットを渡され、バスに乗る。これがまた大変。係員が仕切るんですが、客に付いてきたガイドが自分の客を先に乗せようと注文付けるものですから、てんやわんやの大騒ぎになる。乗り込んだら乗り込んだでまた、席の取り合い戦争。もう美しい景色を観賞する気分になんかなれやしません。元々乏しいpoesyがどかへ消えちゃう。まぁ中国の有名なところを観光するなら、心身共にタフでないとダメですな。私なんか失格だ。

 バスは無公害車と横腹に書いてある。要するにプロパンガスを使っているらしい。これに乗って谷の奥へ入って行く。大体上りにバスを利用し、下りは歩いて来るのが一般的なようです。ただし、一番奥のナントカ言う池までは遠い。そこから歩いて戻るのは不可能です。そこだけは帰りもバスに乗ります。

 次は、写真のページにします。
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