10. コインブラ 33()。ポルトガル7日目。ポルトは雨でしたが、ここでは晴天に恵まれました。

Residential Paulista2泊、Hotel Paris1泊、計3泊でポルトを離れコインブラへ向かう。宿の主人に確かめたところ、コインブラへは電車が適当と言う。タクシーに乗る程の距離じゃない。家内のトランクをゴロゴロ転がしてサンベント駅へ。石畳は転がし難くて困る。今回のようなフリーツァーには荷物を極力少なくすることが肝要。さもないと移動のとき苦労する。切符売り場に昨日のインフォメーションの肥ったおねえちゃんが。こっちが本職なんだ。我々の顔を覚えていて、ニッコリ笑った。

コインブラは大学で有名。他にはコニンブリガの遺跡。電車は町の中心まで入る。駅近くのResidencia Domusに投宿。133ユーロ。ここも6室くらいの規模だった。

久し振りに中華もよかろうと、近くの豪華飯店で昼食。20卓くらいの店だったが、驚いたことにほぼ満席。ここは余ほどおいしいのか。我々は一番入り口に近い席に。ウエイターが二人。ウエイトレスが一人。みんな若い中国系。注文取りに来たウエイトレスに中国語をちょっと言ってみたが通じない。おそらく二世か三世では。しかし、見ていると実にキビキビ動く。やっぱりこれですね。ポルトガル人とはスピードが違う。そのうえ彼らには利殖の才がある。だから成功する。芸もなく炒飯を注文したが、味は可もなく不可もなし。春巻はそのままでは口に入らないくらい大きかった。

豪華飯店にて。高校生かな?  誕生会みたいだった

旧大学図書館

大学は丘の上にある。その丘がまた急傾斜。どうしてみんな丘の上が好きなんだろ。インフォメーションで地図をもらい、ついでにエレベーターはないかと聞いたら、何と「ある」と言う。これは有り難い。教わったとおり繁華街を突っ切って丘の裏手まで歩く。あったあった。若い男の係がいて、何歳かと聞く。69歳と答えたら「どうぞ」。60歳以上はタダらしい。家内もタダ。日本も観光に力を入れるなら、こういう所まで気配りが必要だね。

丘の上には大学、カテドラルがそれぞれ新旧二つずつある。サーッと見たが、一々建物の中には入らなかった。もう面倒くさいんだな。根気がない。しかし、先日VTR見てたら「旧大学構内の図書館はヨーロッパ一のナントカカントカ」。それ見て「アイヤー、失敗したな」なんて後悔する始末。締まらないこと夥しい。

夜はガイドブックにあるレストランへ。家内が「ここどの辺? 全然分からない」と言う。チラと地図見たら、なーに宿の真裏じゃないか。地図があり自分の現在位置が分かれば、あとは簡単だと思うんですがね。どうして分からんのか、それが不思議。ともあれ行ってみたら、2分も掛からないところ。洞窟みたいな造り。烏賊墨で煮込んだ子羊のナントカやら2,3品頼んだ。おいしかったけれど量が多くて食べ切れなかった。我々はもう1品で十分だね。

コインブラのファド 歌手は男に限られるのだそうです

コインブラにもファドがある。9時半くらいにそのバーへ出掛けたが、結局始まるまでに1時間も待たされた。910時はまだ宵の口なんだな。我々が入ったとき、バーの主が一人で切り盛りしていた。次第に客が増え、プロらしいのが入って来て席に着く。すぐ始めるのかと思いきや、一向に始める気配がない。ワインを飲みタバコを吸い、主や常連客らしいのとしゃべっている。11時頃になってやっと弾き語りで始まったものの、その本職が一人で歌うのかと思ったらそうではなくて、常連客らしいのが交々歌う。バーの主まで歌った。ファドのカラオケ大会みたいなものですね。

 ここのファドは男だけ。女のファドは無いのだそうだ。いずれにせよ言葉が分からないから詰まらない。日頃
10時には床に就く小生。12時まで粘って引き揚げたが、入れ替わりにまだ客が入って来るのには驚きました。

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