2003:06:21  ヨクワカラン

巌石
厦門周辺は石材の産地です。厦門市内にもこういう巨巌の露頭が沢山あります。
洋館
厦門にはこういう古い洋館が沢山あります。ちょっと中国離れしている街です。

 中国に滞在すること所を変えて三度。年数で通算2年半かな。合間にチョコッと旅行したりしましたから、まぁ甘く見て3年くらい中国と関係している。ベテランとはとても言えませんが、初心者でもない。にもかかわらず、中国には未だによく分からないことが多い。今日は最近経験したそういう事例を少し書いてみようと思います。

 昨日書きました厦融賓館。シャワーのコックを上げたら、いきなり熱湯が。飛び上がりました。用心して足に向けていたからまだよかった。もう少し上に向けていたら大変なことになるところ。「用心していた」というのは前にも経験があるから。これは偶然、岩橋@蘇州さんもお泊りになった九寨溝の帰り道の茂県という町のキョウ林大酒店(アヤフヤで済みません)。コックを左にしてもお湯にならない。フロントに文句言ったら「いいえ。当ホテルでは24時間お湯が出ます」と澄ましている。部屋に戻ってヤケっぱちに右に捻ったら水がお湯になった。

 私、建築・水道関係には素人だから自信もって言えませんが、普通は左がお湯で右が水じゃないでしょうか。元へ戻って厦融賓館。コックが右に向いているのを確認した上で開栓したんです。そしたらお湯が出た。いえね。私も中国では全部が全部右がお湯で左が水なら一言半句も文句は申しません。だけどこのように時々逆の設定をされると困る。これは中国の人だって同じだろうと思う。そういう関係の法規というか基準みたいなものは、中国には無いんでしょうか。どなたかご存知の方いらっしゃいませんか。

 さて、航空券です。前にも書きましたが上海→厦門のチケットは全くdiscountがなかった。厦門→上海は聞いてみたら10%引きの790元だという。高い。じゃ、また火車で帰るかと覚悟したんですが、続けて「隣の泉州からなら410元でありますよ」と言うではありませんか。そりゃ火車より安い。一も二もなくそれに飛びつきました。まぁおそらく、機材はドルニエかなんかだろう。でも落ちなきゃいいや。

 当日朝8時。厦門市内某ホテル前で迎えのマイクロに乗車。客は8人。「こりゃいよいよドルニエに間違いない」と確信。1時間20分で泉州の晋江空港に到着。出発は11時なのでかなり待ち、やがてエアバスかボーイングの小型が着陸してエプロンに停止した。待っている客も100人はいる。するとドルニエじゃなく、これに乗るのか・・・と思いました。やっと改札が始まってゲートを潜ったら、目の前に駐機しているその機じゃなくてバスに乗せられた。そして遥々滑走路の端まで連れて行かれ、そこに駐機していたB737に乗せられた。翼には中国東方航空と書いてあります。

 疑問がいろいろ湧いてきた。なんでこんな所に駐機しているの? ゲート前のエプロンにスペースは十分あるのに。こりゃdiscountで集客したから正規の場所に留めさせてもらえないのかな。言うなれば日陰者の扱いだ。

 疑問の2。晋江空港を本拠とする小さい航空会社が、SARSで客が集まらないからdiscountして集客するなら分かる。でもMUのような大会社がやるのは解せない。なぜかというと、厦門にもMUは飛んでいる。厦門から客を引き寄せれば即ち共食い。意味が無い。唯一考えられるのは厦門には(discountの)規制がかかっているけれど、晋江は小空港だから(規制が)かかっていないということかな? でも、そんな抜け穴がある規制なんて意味無いよな。

 ともあれかくもあれ、実席90%の客と私の?????を乗せて機は滑走を開始。そしたら驚いたことにアテンダントが二人で健康申告書を配り始めた。普通は滑走開始すればアテンダントも席に着きベルトを締めますよね。それが立って紙を配るなんて私、今までのフライトで見たこと無い。配られた客も客。パタパタとテーブルを倒して申告書に記入し始めた。これも掟破り。いや驚いた。

 流石に離陸寸前にアテンダントは席に着きましたが、客の方は平気の平左で書き続けていました。で、ですね。この申告書。上海・虹橋空港に到着後、提出する所が無かった。降りるときアテンダントも回収せず、空港職員も誰も提出を要求しない。一体何のために配ったのか、ヨクワカランのであります。

 私思うに、政府か解放軍の偉いさんが解放軍のパイロットと若い兵士使ってチョイとアルバイトしたんとちゃうか・・・と推理したんですが、皆様如何なものでありましょうか。しかし、それにしてはアテンダントのアナウンスは真っ当だったな。

 まだまだネタはあるんですが、今日はここまでにしておきます。

 
 (以下は6月22日発信)
 よく分からんことの追加です。

 昨日リポートしました晋江空港で目撃したこと。暇潰しに待合室の土産物屋を冷やかしていましたら、なんと大人の玩具が陳列してある。中に極めてリアルなものもありまして、甲羅を経た私でもギョッとしました。かような物を公衆の目に触れる(子供だって見られる)所に陳列するのは如何なものか。この国は性道徳には殊更うるさいと聞いていますが、噂とは裏腹ですね。ガス抜きなんでしょうか。尤も、そんな事言うと「日本の雑誌の露出度はどうなんだ」と反駁されそうですが・・・。

 これはNAGANO-Tさんも以前仰っていましたが、飛行機に乗り込むときの一騒動。まず手荷物が多い。だから短距離用の機材だと上の棚に入り切らない。小ぶりの物は座席の下に置けばいいのに、皆さんそれはお嫌いなようで、あちこちの棚をパタパタ開けて何とか押し込もうとなさる。

 それから、他人の席に平然と座る人。後から正当な権利者が来て「そこは私の席だ」と言ってもどかない奴がいる。すると騒ぎになるわけ。今回もやってましたね。アテンダントも割合冷淡で、知らん顔している。昔のエリート意識を未だに引きずっているのか、職業意識希薄に見えます。

 これは上海に空路来たことのない人には分からないことですが、虹橋空港をタクシーで出るとすぐ料金所があって15元取られる。あれがどうも納得がいかない。昔は料金所を通らないで済む道があった。それを路線バス以外は通行禁止にして、嫌も応もなく料金所を通らざるを得ないようにしてしまった。とっくに償却が終わっているのに高い料金を取り続ける日本道路公団を見習ったんでしょうか。
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