10.03.02. ホータンへ
天山を南に越える
天山山脈を今度は北から南に越えます。今年は雪が少ないようです。
 早朝8時(北京時間)起床。外は暗い。8時半で薄明。北京との時差が2時間だそうです。天山の北を北疆と言うようですが、3月に入ったといっても北疆は寒い。私には真冬。

 今日は南方航空ウルムチ14:00発ホータン行に乗ります。S氏はいつも早めに空港に行く主義だそうで、ケンピンスキーホテル9時発の空港バスを利用。この時の外気温1.2度、湿度23%。

 30分で空港。ウルムチ市街は南北に細長い。それから出発の午後2時までが長いこと。空港では黒服のSWATが物々しく警戒しています。平和な国から来た者には異様に見える。

 on time で離陸。すぐに天山越え。タクラマカン砂漠上空は雲で覆われ下界は全く見えない。1時間40分でホータン着。
ホータン空港の職員
(左)降りたら美人が。写真撮っていたら男の職員に「早く行け」と追い払われた。焼き餅に違いない。
(右)ローカル空港ですから飛行機からターミナルまで歩かされます。
ホータン空港
 ウルムチと打って変わってここは初夏のような暖かさ。外気温22度。北疆と南疆のそれも南の果て西域南道ではこんなに違います。

 S氏のウイグル人の友人が車で迎えに来てくれた。プジョーでした。空港から町に入る道。往復6車線だと思うが周りに高い建物がないから8車線くらいに広く見えます。道脇にはポプラの並木。まっすぐに伸びる道筋。素晴らしい眺めです。
(右)交通量は少ない。荷台で何やら楽しげにしゃべっているウイグルのご婦人方を乗せた三輪トラックを追い越す。とうとうシルクロードに来たぞー!
(注)この写真はその時のではありません。その時は撮り損なった。翌日市街地で撮ったもので、まぁ三輪車ってこんなものという例として載せました。
市場に向かう三輪車

 「いいですねぇ」と感想を述べたらS氏、「前はもっとよかったんですがねぇ」と不満そう。偶々道脇に現れた公団住宅風の建物を指して、「前はこんなのなかった。みんな背の低い土壁の家だったから風情がありましたよ。まぁ便利になるのはいいことだけど・・・」。うーん。難しいところですね。

 和田天玉大飯店。ほぼ町の中心部。単人房120元というのをS氏が値切りに値切って100元に。それでも昨年泊まったときは70元だったとS氏口惜しがる。このS氏,とにかく何でも値切る。上海人も負けるんじゃないかというくらい値切る。私なんかとても真似ができません。
ホテルのTV
 私の部屋は割りに綺麗だけれど電源が没電だったり、シャワーの湯が出なかったり。没電というのは差込はちゃんとある。しかし、電気が来ていない。原因は初めから配線がしてないのか、或いは接続が悪い。中国では当り前みたいによくあることで、こんな不具合に一々怒っていたらこの国では生きていけません。
(左)しかし、壁に薄型TVが掛かっていた。北京やウルムチのホテルより上ですね。
 S氏の話では、このホテルは四川から出稼ぎで来た男が火鍋で当てて作ったホテルだと。火鍋ってそんなに儲かるのか。初めて中国に来たころ流行っていましたけれど、私なんかちっともうまいと思わなかった。中国人の味覚を疑ったものです。

 夜、空港に迎えに来てくれたS氏の友人が来て食事に出ます。人民広場の南。 
通りの名前
(左)ここは異民族の土地。ここの言語で命名すればいいのに・・・と感じました。この通りの向こうが人民広場。尖った屋根はモスク。
(右)人民広場の銅像。毛さんの相手はどなたか、いずれにせよウイグル族の代表者でしょう。
毛さんの銅像
 食い物屋が並ぶ一角でナンとシシカバブ。飲み物はウイグルのお茶。アルコールは禁制なのです。 
シシカバブ
(左)シシカバブはおいしかったけれど、ビール抜きでは何ともはや締まらない。
(右)隣に座った親子。母親は子どもの年令からすると未だ30歳かそこらだと思いますけれど随分貫禄があります。
ウイグル人の親子
 この人は西欧人のような顔。一口にウイグル人と言っても、やはり階層や人種の違いがあるのではないか。この人は多分、上流の方じゃないかと思います。
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