06.05.24 日式とは?
外貿と謳っている
これは垢抜けしないけど日本で言えばブティックかな? 軒並み外貿と謳っています。 

 今日は看板の話です。街を歩きながら看板を見ておりますと、民族性とまではいきませんが、何となく一般庶民の意識構造みたいなものが見えてきます。例えば、外貿という看板を良く見掛ける。これは上海に限りません。廈門には外貿市場というマーケットまであった。要するに「ウチは輸出商品と同じ上等な物を売っているよ」と言っているわけ。これをひっくり返すと、国内向けの商品は品質があまり良くないと暗に言っていることになる。

 実際そうかも知れません。8年前だったか初めて中国に来て仕事をしたとき、日本帰りの青年が「日本で買う中国製品の方が中国で買う中国製品より品質が良くて安いのは怪しからん」と怒っていたのを覚えています。それは確か。日本のバイヤーの品質チェックは厳しい。なぜチェックが厳しいか。日本の消費者の目が厳しいから。日本ではありきたりの物はもう有り余っている。だから品質がよくてしかも安くないと売れないのです。

 またまたこれをひっくり返すと、中国人の品質に対する感覚は未だ甘いのかも知れません。或いは品質よりも安さを選ぶ傾向があるのかも知れない。で、肝腎なこと。外貿を謳う店の商品が本当に輸出用の物と同程度なのかどうか。それは確かではないと私は思いますね。何しろここは日本の有名ブランドと一字違いの商品が一杯出回っている国ですからね。

クリーニング店
 最初見たとき、「ああこんな所にクリーニング屋があらぁ」と。次の瞬間、「あれっ! これカタカナじゃん」。一体どういうつもりなんだろう。人目を惹きたいのだろうか? 正面看板に「日本技術」とあります。すると、日本製の機械でも使っているのだろうか? 兎に角堂々と「日本」を打ち出している。また反日デモが起きたら石投げられるぞ。
焼き肉屋
 無煙式焼き肉という看板は見たことあります。また韓式焼き肉も。だけど「日式焼き肉」というのは初めて見た。七輪に炭火で焼くのだろうか? でも「溶岩」と書いてある。石焼きということかな? 食べに行けばすぐ分かることでしょうが、生憎私は焼き肉が好きではない。誰か焼き肉が好きな人がいたら代わりに行ってもらうことにします。
卓球クラブ
 これがまたよく分からない。卓球クラブに日式もヘチマもないだろうに・・・と思いませんか? クラブはクラブであって、そんなの中国も日本も西洋も中身は同じじゃないかと私は思う。

 ここに載せた写真はタッタ3枚ですが、兎に角街中で「日式」という表示をよく見掛けます。下のページをご覧下さい。日本ではやっていないことが日式となっています。

http://www.kodaijin.sakura.ne.jp/xiamen12.html

 何でこうなるの? 日本の技術は世界一流とこの国の人も認めているのでしょう。そりゃ当然という気もするし、光栄という気もする。で、クリーニング屋は本当に日本製機械を使ってるかも知れないからまぁいいとして、他のものは全く日本とは無関係ではないか。するとこれは一種の流行なんじゃないか。そう書けば客が来るという目論見。そういう魂胆が透けて見える。

 片方で反日デモを起こすような底流がありながら、片方ではこういうハッタリ。これこそ商魂逞しいということなんだろうと見ています。
炭太郎
 さて、これは別の話。「たんたろ」という名前の店の表にこんな看板が。私これ読めない。「おいしさ」と読めということかな? こんな変な字を書くところを見ると、経営者は日本人じゃないのでは。名前は日本風で、経営者は台湾人という店が結構多いですから。

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