06.10.18 日語能試聴解ー1
聴解問題用紙
或る程度基礎的な練習問題をこなした後、過去問題に挑戦します。慣れることが必要ですから。

 皆さん 今晩は。古代人@上海です。
 パソコンを開ける度に「何か書かなくちゃぁ」と思います。上海便りの話です。でも書くことがないんですね。何故ないのか。それはですね。変わったことがないから。或いはしないから。

 別に書かなくたっていいんじゃないか。それで給料貰ってるワケじゃありませんから。でも何人かの方に「この頃書きませんね」なんてメールをいただくと、「やっぱりまずいのかなぁ」という気になります。それでいろいろ考えた挙げ句、今日は日本語能力試験対策クラスの話を書くことにしました。「特に上海に関係ないじゃないか」なんて言わないで下さいね。切羽詰まってのことですから。

 毎週日曜日に文法、読解、聴解の3科目各2時間、合計6時間の講座(1級受験者対象)をやっております。これ全部を私一人でやっているワケではありません。私は聴解だけ。その辺の事情は前に書きました。 ↓
 http://www.kodaijin.sakura.ne.jp/shanhai-22.html

 受講者は15人。余所様は50人、60人ものクラスで講師はマイクを使うと聞いておりますが、私の所は小規模授業で丁寧な指導が売り。ですからマイクなんか必要ない。物理的には楽なんですが、一人一人の個性(欠点)に対応するのが難しい。欠点=不得意って一様じゃありませんから。

 そもそも聴解試験ってどんなもの? ナレーションの聴き取りです。大体が「男の人と女の人が話しています。女の人は何が困ると言っていますか?」というような質問で始まり、その後に会話。そして質問をもう一度。答えは4択のマークシート式。絵のある問題と絵の無い問題各16〜18問、計33〜34問45分の試験です。

 皆さんご存知のとおり、外国語学習で最も苦労するのがヒアリングです。HSKでしたっけ? 中国語の試験。これ受けた皆さんヒアリングが一番大変とおっしゃいます。これは中国語に限らない。何語の試験でも同じではないか。日本語だって大変ですよ。私自身日本語教育能力検定試験で最も出来なかったのが聴解でした。実は私、難聴なんです。

 聴解試験では何が大切か。先ず耳(聴覚)がいいこと。音を聴き取る試験ですから、耳が悪いのは致命的欠陥。欠陥があると努力にも限界がある。他人の半分出来れば上出来と諦めるしかありません。次に、語彙数。単語を沢山知っていなくてはならない。いくら聴覚が良くたって言葉の意味が分からなくてはどうにもならない。

 更に、アクセントとイントネーションが分からないとダメ。例えばアクセントで言えば、「アメ」には「雨」と「飴」。アクセント違います。また、「カミ」には紙と髪がある。これはアクセント同じです。最後に風俗習慣も知らないと。<ナレーション>夫婦が家を探しています。「あら、この居間広くていいわね。でも北向きね。・・(会話続く)・・・。」。会話中のこのフレーズが何を意味しているのかすぐ理解できないようではいい点は取れません。

 最初の授業で小手試しに2級の試験をやりました。2級の合格点は60点。半分強が60点取れなかった。以後かれこれ8回くらい授業をやりましたか。にもかかわらず依然として半分くらいは「ウーン、こりゃどうも」って感じです。申込受付のとき1級を受ける能力があるかどうかの振り分けテストをしなかった。それがまずかった。こういう能力ってよほど努力しない限り短期間には向上しません。国慶節後最初の授業で「休み中勉強しましたか?」って聞いてみたら、殆どが澄ました顔で「いいえ何も」と言う。それじゃ上達するワケがない。

 1回で終わるつもりが長くなりそうなので、一度切ります。
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