06.03.05 宿借り
夜の海華花園
徐家匯から北へ約30分の打浦橋。海華花園に宿を借りました。右端のビルです。

 連日何やかやでバタくり返っていましてパソコンはチョット覗くくらい。ゆっくり座っていられません。その合間を縫って一編駄文を投稿します。時間的にはチョット前の話です。
  
 井上@打浦橋さんに立ち会っていただき2月22日、宿の仮契約をしましたが、現れた房東(大家)は開口一番「寛帯の取り付けは自分でやれ。それがイヤなら借りてくれなくて結構」と凄い剣幕。喧嘩腰です。まだ(私から見れば)若い、やくざみたいな男。台湾人。私がADSL取り付けを入居の条件に出したからです。

 結局それは私が折れた。で、「私たち日本人は部屋を綺麗に使う。騒がない。約束はキチンと守る。ノートラブルだよ」と言ったら、「それはよく知っている」と。次いで「あんたここに住んでいるの?」。「ウン」。「じゃ金持ちだね」と言ってやった。家を少なくとも2軒持っているわけですからね。そしたら「いやいやそんなことは・・・・」と、この辺から少し柔らかくなった。

 横から井上さんが「ここ幾らで買ったの? じゃチョット儲けたね」てな調子であやして下さったので、すっかり気分を良くしたのか、渡した内金は「引渡日一括でいい」と受け取らず、ニコニコ顔で握手して去って行きました。申し遅れましたが、借りる物件は井上さんとこに隣接する花園(セキュリティが付いているマンション群)内なんです。

 その後、同じ建物内の別物件を借りる私の教え子の方の房東が契約に来た。知的な感じの若い夫婦。私、直感で「アー、この房東はいい人だよ」と言った。 聞けば上海人だと。借り手が出した条件を「何日までに全部済ませる」など細々と説明し、内金を受け取って帰って行った。終始、物腰柔らかでした。私の教え子が「人間って顔でわかるんですねぇ」と感心していました。

 下の写真3枚は教え子の借りた部屋です。
教え子の部屋−1
 一般に上海人って「がめつい」と嫌われる。でも、教育のある上海人って、下手な日本人よりズット上ですね。人間の評価を「台湾人だから。上海人だから」と、十把一からげにしてはいけない。結局は個人の文明程度の問題。そう感じました。
 後日談です。本契約のとき教え子の方の若い房東に「英語できる?」と聞いた。チョット話してみたかったから。意外なことに「英語はダメ。ドイツ語ならできる」という返事。わけを聞けば何と「ドイツに6年留学していた」とのこと。

教え子の部屋−2
  建築の勉強をしたらしい。最初部屋を見たとき、「インテリアのセンスがいいナ・・」と感じた。納得がいきました。そのうえ、借り手の教え子が何も言わないのに、「寒いでしょう」と新品のパネルヒーターを入れて呉れた。
教え子の部屋−3

  上海にはこういう人もいるんです。稀なケースでしょうが。

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