06.11.26 馬馬虎虎
夜の聯誼餐室
聯誼餐室
茂名南路132号乙
6473−9871
6473−1476


 今日はオムニバスです。

<第一話>
 昨晩井上@打浦橋さんの肝入りで呑み会をやりました。私の所で手が足りなくなり、伝手を頼って日本から一人ピンチヒッターに来ていただいた。その方の歓迎会ということ。でもそれはただの名目。いつものいろんな業種の人たちが集まりました。場所は茂名南路の聯誼餐室。昔の国営企業で8時半にはオーダーストップ、9時には閉店という変わった店。でも料理がおいしくて、お勘定はその割に高くない。
 歓迎されるご本人Yさんは至って物静かな方。対して他の皆さんは一騎当千の猛者ばかり。談論風発止まるところを知らず。全部で9人の会でしたが、Yさんがたまに何かおっしゃっても聞こえない。初登場の人には気の毒な会でした。
聯誼餐室一階
 多彩な話題の中で印象に残った話。ADSLに限らず光回線も日中間の速度は遅い。やはり日中間の回線はゲートを限定し、そこにフィルターを掛けているから・・・ということ。また、こちらで売っているルーターにも何か特殊なフィルターが設定されているとか。だからルーター使うなら日本から買って来た方がいいよ・・・と。「えっ! それ商売になるね」。

 上海エクスプロアも余りにも反応がのろいとの苦情に耐え切れず、日本にあったサーバーを香港に逐次移動し始めたようです。日系企業も会社によってはアメリカ経由で日本につないでいるとか。何でアメリカにはフィルター掛けないんだろ? 不思議ですね。そんなに日本に警戒が必要なんだろうか? いや、もしかしたら反日メールを抑えるためかな。そうだとしたら感心だけれども、そんなことするよりも反日教育を止める方が早道だし、正道じゃないか。

 他には、中国人は人の使い方が過酷だ。同じお金を払っても日本人は対等に近い扱いをするのに・・・という話。これには私も同感。また、中国人は口では「日本は気にくわない。小日本」なんて言いながら、実は日本の物も、日本もいいと思っているんじゃないの?・・・という声も。「日本に来て電子製品一杯買って帰るもんな」、「殆どMade in Chinaなのにな」と賛同の声。

 I さんという久し振りに参加のお方。最近膵臓を悪くされたということで、料理すべてをお湯で洗って召し上がる。勿論、お酒は一滴もダメ。でも誰かが「まぁ一杯」と近くの人にお酌をすると、Iさんも釣られてコップを手にされる。で、「アッ、俺ダメなんだ」。何かお気の毒で堪りませんでした。そんなでも付き合いで出て来て下さった。有り難いことです。私がもし同じ境遇になったら真似できるだろうか。到底できないでしょうね。

<第二話>
 最近郊外の方の会社に出張授業に行っています。家からそこまでバス一本で行けない。バス二本乗り継ぎか軽軌を間に入れて三本乗り継ぐか。朝は渋滞が激しく、バスがなかなか来ない。そこでベストのルートを見付けるべく、毎日違うコースを取ってみた。ある日、延安西路を通る筈のバスに乗った。バス停のコース表示板に停留所名が書いてあるんです。三号線(明珠線)延安西路站から金沙江路站まで軽軌を利用するつもり。
大衆バス
 そのバスに乗ってすぐ、車掌に「延安西路地鉄站」と書いたメモを見せた。コース表示板には「延安西路」とはあるが、「延安西路站」とは書いてありません。念のため聞いたのです。そしたら、何か言うけど分からない。相手は次々乗ってくる客に切符買わせるのに忙しくてこちらに構っていられない。でも気になるらしく、こちらをチラチラと見る。
(注)臨時停車してくれた大衆バス。公共交通と言ってもオール市営ではない。色々な会社が参入しています。
 その内に大きく曲がったと思ったら、目の前に延安西路站と駅名が見えた。高架です。そうか、さっき車掌が言ったのは「地鉄はない。軽軌だ」。軽軌は「チングイ」。普段聞かない言葉だから私、聞き取れなかった。慌てて「這個可以」と叫んだ。「ここでいいんだ」と言ったつもり。
延安西路站
 車掌が運転手に大声で何か言った。全乗客が一斉に私を見る。バスが止まりドアが開いた。車掌が私に「早く降りろ」と促す。飛び降りました。バスはすぐ行ってしまった。私の他に降りた客はいない。おかしいな。辺りを見回すと見通せる限りにバス停はない。私を降ろすためにわざわざ止まってくれたんです。それに気が付き、ジワジワと感動がこみ上げてきました。車掌はおっかない顔のオヤジだったけれど。

 私、「この国の人は馬馬虎虎でどうしようもないナ」といつも怒っていますが、こういう馬馬虎虎は悪くないなぁ。ハハ。現金なものです。


 井上@打浦橋さんからコメントをいただきました。

  いや、コレは、7・8年前までは、こんな感じが多かったですね。融通が利きすぎるというか、柔軟すぎると言うか・・・。バス停でないところで止めてくれたり、手を上げてる人がいるところで止まったりとか。

 当時のミニバスは、もっとひどかった。勝手にどこでも止まってしまう。端に寄らずに止まったり・・もう傍若無人です。

 今では、絶対ありえないことです。でも、チョット上海の中心部を離れますと、止まってくれることもあります。

 今回の古代人さんの感動話に、水を差すようになるかもしれませんが、古代人さんが外国人で、お年寄りで(ゴメン、失礼・・・お若いですけど・・・)非常に困ってるようなので、車掌さんと運転手さんが超特別措置を取ってくれたのかと思えます。


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