06.12.10 日本の国際化
NHK国際放送
NHKの国際放送です。アメリカ英語でジェスチャーたっぷりの天気予報。英語だとこれが様になるから不思議。
 よく言われることですが、外国にいると日本の良い面も悪い面もよく見える。それは本当ですね。以下、日本のTVを見ての感想です。

 今日は珍しく暇で、普段余り見ないTVを見ていました。そこでビックリしたこと。

 まず午前中。NHK国際放送で「日本の文化」というのをやっている。そこに出てきた帝○大の剣道の先生がなんとNZ人。六段だとか。外国人が剣道の先生とは!  国際放送は英語の放送だからこの人が出演者に選ばれたのでしょうけれど、それ以前の問題として(大学の師範に)日本人の適任者はいなかったのか?

 いえ、私は排外思想の持ち主ではありません。剣道の先生がNZ人で悪いということはない。それどころか、この先生は剣道について非常にいいことを言っておられた。剣道で一番大切なのは精神なんだ・・・と。感心しました。私が心配するのは日本文化を理解する外国人が増えているのと裏腹に、日本人のレベルがいろんな面で低下しているンじゃないか? ということです。ニュースを見ていると私には理解不能な事件が余りにも多過ぎますからね。極端な言い方をすれば、精神の荒廃。そういう気配を感じる。

 夕方7時のニュース。こちらはBS1。台北で行われていた剣道世界選手権大会で日本がアメリカに準決勝で敗れたと。唖然、呆然。そもそも剣道に世界選手権大会なるものがあるとは知らなかった。剣道も国際的になっているんですね。その上に、アメリカに負けた。ヘーッ! アメリカにそんなに剣道が強いヤツがいるなんて信じられん。

 この前の野球世界選手権でアメリカを負かしたんだから、剣道でアメリカに負けても別に不思議でも何でもないじゃないか。そうは思うんですけど、そうは言っても剣道っていったら日本のお家芸。やっぱり何がなし淋しい。これは日本人が日本古来の文化を大切にしていない証拠ではないか。だから負ける。そんな気がするんです。

 世を挙げてグローバリズムとか国際化と囃し立てる。確かに地球は狭くなった。他国文化の流入は自然なこと。流入の容認に止まらずより積極的に取り入れることが望ましい。そもそも日本はそうすることで発展してきた国ですから。反対に外国人が日本文化に慣れ親しみ、それを生活の一部に採り入れるというのも自然だし、日本人としては嬉しいこと。これ即ち日本文化の価値を外国人が認めた証拠ですから。だから外国人が大相撲に入って来るのも結構じゃないですか。日本人が横綱になれないのは情けないと思いますけどね。

 ただ一つ心配なのは、日本人自身が日本人の良さを忘れること。剣道にしても何にしても、古くから伝わるものには日本人の智慧と精神が宿っている。それを忘れてはならないと思うのです。近頃小学校から英語の授業をすると言う。バカじゃないか。近頃の若者はまともな日本語が話せない。それをほっといて英語を覚えてどうするの。まず日本語をしっかり身につけさせてから・・・というのが順序でしょう。

 言葉は文化そのもの。そんな簡単なことが分からない中央官庁は要らない。解体して海に放り込め。教育は思い切って地方に任せる方がうまく行きます。


 お友達からコメントをいただきました。

 そんべん@北京です。

 当地北京でも剣道、合気道を練習する中国人が結構いるようです。

 2か月ほど前のフリーペーパーにも剣道の段位認定試験が北京市内で実施されて中国人の中から何人か有段者が誕生したと記事がでていました。

 私も30代の頃大阪の十三(じゅうそうと読みます)で合気道を1年間練習したことがありますが道場長はハリウッドスターのスチーブンセガールでした。

 残念ながら私が在籍していた頃は彼はまだ道場長には就任しておらず別の日本人が務めていましたので会う機会はありませんでした。日本古来の武道も段々国際化してゆくようです。


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