06.03.19 言葉の問題
上海中心部
真ん中を横切る黄色が延安中路(高架)。その数ブロック下に准海中路。東京なら銀座です。

本日は珍しく快晴。気持ちがいいです。

 さて今日は言葉の問題。私は中国語できない。日本でよく「中国語ベラベラなんでしょ」と言われる。「いや、恥ずかしながら・・」と答える。すると「じゃ、どうやって?」とくる。そりゃまぁ皆さん不思議に思われるのも当然でしょう。「中国では筆談で通じるんですよ」と説明すると、皆さん「なぁるほど」と納得される。実際、漢字の力は偉大です。

 昨日の午後、日本語教師の会というのに誘われて出席。会場が古巣の上師大(桂林路)。5時半に終わると聞いていたので参加したのですが、そのあとに食事会が付いていた。困った。6時からのB級グルメの会というのに参加申し込みをしてある。やむなくチョットだけお付き合いして茂名南路のB級グルメの会場に向かいます。

 タクシーを拾う。運転手に紙に地図を書いて見せます。運転手ルームランプを点けジッと地図を見つめて「准海中路、茂名南路、聯誼餐室。ハオマ?」。実は准海中路は避けた方がいい。別のルートがあるのですが、私その路名をどうしても思い出せない。仕方がないからOKを出してスタート。

 この運転手は運転が実に慎重。法規をキチンと守る。これなら日本に行っても優良運転者になれる。上海体育館の交通量が多い辺りに差し掛かったら「安全ベルトを締めてくれ」と言う。これもまた珍しい。今まで私、一般道でそう言われたこと一度もありませんから。そうそう。何で言われたことが分かったか。「アンチェンタイ」の一言で分かった。その前後は分からない。でもその一語で「安全帯」の漢字が頭に浮かんだのです。
 
 ズッと渋滞が続きます。心中ジリジリするがどうしようもありません。やがて准海中路に入った。なかなか進まない。突然運転手が「ヨンカ?」と言う。「カードを使うか?」と言っているのです。「使う」。「じゃ、カードを載せろ」。エッ! まだ着かないのに。ためらっていると、「いいから載せろ」と言う。言われるままにカードを精算機に載せ、料金支払いを済ませてしまった。運転手は渋滞が続いて気の毒だと思ったのでしょう。私が外国人だからかも知れない。降りるときは「忘れ物ないか」とまで気を遣ってくれた。これも私が聞き取れたのは「トンシ(東西)」だけ。でも十分意志は伝わる。

 一夜明けて今日の話。掃除のアーイーが来た。毎日曜日朝9時に来て貰っています。この人井上@打浦橋さんに紹介していただいた。紹興人だそう。来週の日曜日は私、お誘いがあって近くの水郷に行くことになった。だから留守にする。つまり、掃除に来なくてもいいと話した。通じました。で、今後急用で留守にするとき連絡するから電話番号を教えろと言った。そうしたら何か言うのだけれど、これが訛っていてまるで分からない。「字で書いてくれ」と言いましたが、書きません。文盲らしい。こうなるともうお手上げです。

 しょうがないから井上さんのお宅に電話して奥さんに出て貰い、アーイーと話して貰った。{「この次に紙に書いて持って来ます」と言っています}とのこと。電話番号も書けないのか。こういう人もいるんですね。

 漢字で通じるのは非常に有り難い。けれども、それで何とかなってしまうから(中国語を)勉強しない。それは良くないことかもしれません。
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