10.03.26 北京・后海
前門大通りを走る市電。街自体が整理新装ですから電車も新設でしょう。
 3月26日
 朝、友人が迎えに来てくれ、観光に出かけます。友人には予め博物館と胡同を見たいと言ってある。前門まで歩く。友人は「なぁんだ、こんなに近いのか」と大笑い。途中UNIQLOの店が目に留まったので立ち寄る。日本の新興企業。ここの商品は良質で大変評判がいいのだと紹介。すると友人は展示のGパンのタグを見て「広東製じゃないの」。中国人自身が中国製はよくないと信じている。今は日本で売っている衣料品の殆どが中国製。しかし品質検査をしっかりやっているから中国製でも不良品はないのだと説明した。半信半疑の表情でした。

 まず鉄道博物館(に写真を貼ってあります)。是非見たかったのですが、何と閉館になっていた。将来とも開かないそう。見学者が少ないのかな。
http://www.kodaijin.sakura.ne.jp/seiiki-1.html

 次に天安門広場に面している国家博物館。ここも閉館中だと。友人怒るまいことか。前日ネットで調べた。開いていることになっていた・・・と。ここの政府は「為人民服務」なんて言うけれど、スローガンだけで実行が伴わないんだよな。それと、開始は大々的に宣伝するが止めることは言わない。

(左)鼓楼近くの友人宅に荷物を一時置かせて貰うためバスに乗る。何とバス停に行列が。割り込みがない。これは驚異。オリンピック効果に違いない。

(右)鼓楼、后海周辺の地図。今日はこの辺りを歩きます。
(左)まず烟袋斜街。名前が洒落ている。昔たばこ屋が集まっていたのだろうか。

(右)通り。外国人を意識した土産物屋やブティックが多い。
 短い通りを抜けると、見覚えのある所に出た。銀橋。正式には銀淀橋か? 以前NHK・BSが人力車にまつわるノンフィクションを2回にわたって放映していた。その舞台です。政府が個人営業を禁止。公司の傘下に入れと強制する。公司職員になると給料制。収入が減る。みんなどうしようかと悩んでいる話でした。
(左)ポツンと一人。「アレッ! あの人達みんな廃業したのかな?」と思った。ところが橋の反対側、見えないところに人力車がズラリと並んで屯していました。

(右)電動車が来て乗らないかと誘う。前海、后海を一周して30元だと。値切ったが公司だからダメだと。でも一周していざ払う段になったら向こうから25元でいいと言う。どうなってるんだろう?
 一回りして(地図で見て)右岸は宋慶齢古居、恭王府とか邸宅が多い。左岸は飲食店が多い。そういう印象でした。なお右岸にあった北海幼稚園は北京一費用が高い上、市幹部級の縁がないと入園できないのだそうです。総じてこの界隈は高級人種の住まいのようです。

(左)電動車を降りて九門小吃。北京伝統料理の有名店だそう。場所は地図の左上、赤マークの所。一軒の店ですが、中は屋台の集合スタイルです。

(右)ビールの手前が爆肚とそのタレ。真ん中はエビ爪ですが実は練り物。ビールの左は揚げ物。若者向けの最近の菜。左の豆腐と餅米の蒸しものは伝統料理だとか。爆肚はおいしくない。
 実は朝友人がホテルに迎えに来てくれたとき、「今日は爆肚を食べたい」と言った。そしたら友人は「あんな物食べるものじゃありません」。ナンデヤネン。「不動咬」。フーン。何せあなた任せですから、それ以上は言わなかった。

 で、いろいろ取って食べているうちに,向こうから「爆肚食べるか?」とご下問があった。勿論イエス。取って来てくれましたが随分アッサリした味。率直に言って不好吃。友人は「これは清真だから」と言う。牛の腸だと。じゃ清真じゃなければおいしい のか? (注)清真=イスラム。

 MLのお友達井上さんの話。
 腸ではないですね、胃です。日本ではセンマイとかいうものです。その胃自体はあまり味が無いというか。私なんかは、胡麻だれがおいしいですね。それとビールと一緒に食べること、白酒のほうがいいという人もいますが・・・・、それも二鍋頭でないとだめだとか・・・。

 食事を終えて銀橋まで歩く。まだ寒いのに后海で泳いでいる人が数人。

 以下、MLのお友達 t さんのコメントです。
遊泳禁止の看板があるんですが、冬に氷が張っていても楽しそうに泳いでいる人がいます。大抵は中年以上の男性。遊覧船との接触で怪我をする場合もあり危険だとローカルニュースで伝えいたのを見たことがあるのですが・・・。
  実際遊覧船が走っていた。もう少し暖かくなれば遊覧船も増えるでしょう。そうなれば確かに危険。しかし地元民にしてみれば元々オレ達自由に泳いでいた。遊覧船なんか後から来たんだ。偉そうなこと言うな・・・と、まぁ一言言いたいところでは?

 后海、烟袋斜街を離れ今度は南鑼鼓巷に向かいトコトコ歩きます。
(左)この街の標示板。通りはかなり長いです。烟袋斜街もここも外国人を意識した店が多いですね。いや、殆どがそうだと言っても過言ではい。私としては伝統的な胡同を見たかったのですが、そういう意味では詰まらなかった。なお「南鑼鼓巷」には中央演劇学校がありました。友人は「ここは美人が多いんだ」と言っていましたが、生憎一人も見ることが出来ませんでした。
 

 以下MLのお友達Hommaさんのコメントです。

 中央演劇学校の美人の生徒を見るためには、「南鑼鼓巷」ではだめなのです。「南鑼鼓巷」にある中央演劇学校の正門は「南鑼鼓巷」に向けてありますが、ここは普段使用されていません。普通出入りする門は、「南鑼鼓巷」からさらに東に向かう胡同に入ると、大きな門があって、生徒たちはそこから出入りしています。その門の前までいくと確かに美人の生徒が出入りしているのが見えます。「南鑼鼓巷」に美人がいても、どこから出てきた美人かわかりませんね。

 烟袋斜街も「南鑼鼓巷」も観光地として大きく変わったところです。西洋風化したとも言えますが。昔の胡同の雰囲気はなくなりましたが、私は結構好きですね。
  

 このあと北京空港近くのホテルに泊まり翌27日一ヶ月ぶりに帰国。体重が2キロ減っていました。減量したければ中国へ行って地溝油使った食べ物に中たる。これが一番手っ取り早い方法かもしれない。
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