10.03.12 鄭州・開封
鄭州から開封へのバスはダブルデッキの洒落たバスでした。所要時間1時間で料金7元。安い。
 鄭州駅に定刻に到着。ここの売店で何と全国火車時刻表(写真前頁)が手に入りました。ウルムチにも西安にも無かったのに何故鄭州では売っているのか? やっぱり中央から遠い所では需要がない=仕入れても売れないということなんだろうか?

 鄭州は河南省省都。けれども特に見るべき所もない。次の予定地開封へ直行したかったけれど、時間が遅いのでやむなくここに1泊します。mr.NZさんにC−tripで予約していただいた「鄭州都市易家快捷酒店」標準房128元。金水区文化路38号。

 駅で拾ったタクシーが悪質だった。ジグザグに走って26元。後でホテルで聞いたら駅からは12元だそう。前に洛陽でも同じような目に遭った。中国で一番人間が悪いのは河南省と何かの本にあった。本当にそうですね。

 3月12日 
 鄭州の印象は悪かったけれど、ホテルの従業員はよかった。開封行き長距離汽車站への道順を丁寧に教えてくれた上に、そこへ行くバス停まで荷物を持って送ってくれました。これは中国で初めての経験。悪質タクシーの話をしたからその埋め合わせのつもりだったのかもしれない。

 鄭州−開封間の道路は往復8車線の立派なもので、しかも真っ直ぐ。つくずく土地が広いというのは有利だなと思いました。ただ、周囲は見渡す限り真っ平らな小麦畑。少しの風でも土埃が舞い上ります。1時間で開封着。
(左)開封ではこういう三輪タクシーが沢山走っています。料金は普通のタクシーの六掛けくらい。小道も抜けられるので便利です。
(右)ホテル近くの大梁門。当地は戦国時代大梁といい魏の首都。のち後梁の首都だった。
 鄭州のホテルに紹介された宿(名前失念)投宿後、まず次の予定地南京までの動車組(D列車)火車票を買いに行く。時刻表で調べると鄭州発の和諧号が4本。で、朝一が開封07:46。最後が同じく15:09.列車番号等をメモして火車站へ。

 ホテルで教わったとおりのバスに乗った。しかしこれが駅とは反対方向行き。途中でおかしいと気がついて乗客に聞いた。乗客も運転手も「逆方向だよ。次のバス停で乗り換えろ」と大騒ぎ。これが田舎のバスの面白さ。教えたフロントマンに悪気があったとは思えない。ただ一般に中国人の方向感覚はいい加減。地理道順の説明も非常に雑なんです。しっかり確かめないとこういう目に遭う。

 やっと駅に着いたが窓口は長蛇の列。我慢して並ぶ。番が来てメモを見せたら上から希望3番目まで「没有」。辛うじて最後の列車で「有」。第一希望とは7時間余も差がある。嫌になっちまうよ。でも没弁法。中国では需要度の高い火車票は途中駅ではまず買えない。まだまだ不便な国です。明日はたっぷり時間がある。それで今日は観光する気がなくなった。ホテルに帰ってメールチェック。夜は街の屋台で一杯。ビールが4元。安い。

 3月13日
 観光に出ます。ホテルロビーに観光地一覧図が貼ってある。フロントにどこがお勧めだ聞くと開封府、龍亭、清明上河園、建国寺くらいかな・・と言う。お寺は詰まらん。どこも同じ。清明上河園は有名な清明上河図の街並みを再現したテーマパーク。こういうのも詰まらん。残りの二つに行くことにする。
(左)宋のとき首都。東京開封府と称した。それを復元したもの。

(右)パスポートを提示したらタダになりました。河南省の悪口言ったけど、取り消そうかな。
(左)建物の名前忘れました。黄鶴楼に似ています。

(右)議事堂。宰相に扮した観光客。
(左)罪人輸送車。

(右)牢屋。床は石です。

 次は龍亭。ここもパスポートを提示したら免費になった。ゲートの手前でおばさんが近寄って来て何か言う。どうも「一緒にしてくれ」と言っているみたい。構わず歩き出したら着いて来る。忽ちゲートで係員に制止された。おばさん「この人と一緒なんだ」と懸命に抗議。係員構わず押し返す。あれっ! おばさんだけかと思ったら亭主らしい男も一緒だ。確か門票一人25元かそこらだった。二人で50元。タダで入れる老人客の連れを装えば自分もタダになると考えたのでしょう。しかし、そりゃ土台無理だ。門票は一人宛払うものなんだから。

 確かに25元は高い。そんな値打ちのある所ではありません。けれども、ズルして入ろうという神経がどうも私には理解できない。
(左)何か勿体つけた説明がありますが、湖の中に亭があるという只それだけの所です。

(右)湖の真ん中に亭に向かって一本の道が伸びている。かなり長い。その道から見た景色。
亭に着いたら何かのロケをしていて中には入れませんでした。

 話は変わりますが、開封で特筆すべきは交通マナーの悪さ。身なりのいい大人が平然と大道を斜め横断する。車の割り込みもきつい。一度乗っていたバスが急停車。車中の立っていた乗客が吹っ飛んだ。座っていた私も前席の背もたれにぶつかった。開封のバス運転手はよほど人間が練れていないと勤まらないのでは?
 このあと火車站へ。3時間も時間が余った。火車時刻表を眺めて時間を潰す。D列車の数を勘定したら何と全国で100本以上もある。えらい勢いで増えている。中国は何でもやり出すと早い。一党独裁のメリットですね。 

 後で気がついた。開封には岳飛廟があった。行っておくべきでした。
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