10.03.21 福建.霞浦
福建省寧徳市霞浦県。浙江省温州市と福建省福州市の丁度中間辺りです。
 霞浦に来ています。 ”今日も飛ぶ飛ぶ霞ケ浦にゃでっかい希望の・・・” のあの霞浦ではありません。福建省北部の漁村です。何でこんな所に来たか。これもA氏に誘われたから。「ここは空海が乗った遣唐使船が漂着した場所で、更に海岸の景色がとても美しい。いい写真が撮れるよ」と言うのがA氏の惹句でした。交通手段は勿論A氏の愛車ランドクルーザー。

 今日は黄砂で視界不良。杭州湾跨海大橋でも海上の視界1キロくらい。しかし道路は非常によくなっていて、上海からここまで一度も一般道路に下りることなく到着。

 霞浦は元々漁村なんですけど、ここもご多分に洩れず発展中というか成長中というか大通りには結構綺麗なブティックなんかが軒を連ねている。町外れの畑の中に建築中の高層マンションが2棟。更には真新しい火車站があった。私が厦門に居た頃この辺に鉄道は無かった。こんな田舎にこんな投資に見合う経済があるんだろうか? ともあれ町中のまぁまぁのホテルに投宿。確か1室120元だった。
(左)霞浦の町から少し北、赤岸というこの部落の海岸に遣唐使船が漂着したのだそう。

(右)地元政府が建てた石碑。藪に埋もれていて探すのに苦労した。周囲は畑。海岸は遙か彼方です。
(左)上右の石碑の後方に空海大師紀念堂があります。ひっそり閑としていた。年に1度漂着日に記念祭があるそうです。五月何日とか聞きました。
(右)街道から紀念堂への途中の門塔。昔は海だった場所。

 夜、ホテルの裏の足浴に行きました。今回の旅行で初めて。同行したA氏の話ではマッサージの女の子が「ア、日本人が来たと思った」と言ったそうです。これは驚きでしたね。鋭い。私はどこでも黙っていれば中国人。外国人には見られない。A氏に至ってはもっと中国人に見られる。聞いてみると、結構日本人が団体で来ているらしい。空海の関係か写真の関係でしょう。

 A氏の話の続き。マッサージの女の子は18、19才くらい。安徽省から来ている。食住付(と言っても2段ベッドでしょうが)で月2000元。満足しているそうです。A氏は上海で工場を経営していますから、いつもこういう風に働いている人の給料・待遇或いはお店の稼ぎなどを聞くんです。

 深夜の零時、ホテルの隣のカラオケの音。大音響です。カラオケは上海ではもう下火だそうですが、ここではまだまだ人気があるんでしょうか。畑の中にニョキニョキと建ちつつある30階建て位の高層マンションと併せ考えると、今やこの町は「やっと景気がやって来たぞ!」と元気一杯の感じ。田舎なのにこんな背伸びをして。10年後はどうなっているやら。  
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