10.03.23 浙江・泰順
この看板は意味不明。この先にある家はみんな普通の家。人も普通の漢族に見えた。
 3月23日
 景寧は予定外の所でしたがこの辺りは少数民族畬(SHE)族の自治区。折角だからその村を見てから泰順へ行こうと村を探した。ところがそれらしい所がない。看板(上)はあるんですが・・・。
(左)山の斜面にへばりついている民家。漢族の家とは形が少し違う。これがそうなのか?

(右)野外劇場。これは明らかに畬族のものと分かります。でも無人でした。お祭りの時にしか使わないのかな? なおSHEをスイと読むとすれば、資料によれば人口41万人。多い順で24番目の民族です。

 適当に切り上げて泰順に向かいます。A氏の話では泰順には古い民家があるんだとか。山中なのに道路は完全舗装。青田県の警官は悪路だと言っていたけど非常にいい状態。
 泰順の町に着いて、「古い民家」と尋ね回った。「アー、あそこにあるよ」と教えられた所がすべて違う。
 諦めて帰途についた町外れでA氏が(左)の看板に気がついた。一旦通り過ぎてからです。A氏がまたM氏を怒る。「何でこれに気がつかないんだ」と。怒るのも無理はない。旅行の全費用はA氏と私の負担。つまりM氏は経費一切タダ。その代わり通訳とこういう場所を探す、コースを誤らないように注意する。そういった役を担っている。でも殆ど役に立たないんだから。
 結局A氏の言う古い民家というのはこの土楼(右)と周辺の崩れかかった農家群でした。大したことない。大山鳴動してネズミ一匹という感じ。
そこから少し走った所に、築300年の廊橋というのがあった。この方が土楼より良かったです。

 泰順から分水関で再び高速010号線に入り、温州、寧波経由上海に帰ります。浙江省は金持ちだからか道路がよい。けれども交通マナーの悪さは相変わらず。横からの割り込み。トラックもバスも自家用車もみんなやる。当方の運転手は運転歴70年近い私も感心するほど落ち着いた安全な運転をしていましたが、それでも危うく追突しそうになったこと一再ならず。道中、衝突・パトカーの出動現場を2回ほど見ました。いい車が増えた。衣食足りて礼節を知る。これは中国の言葉だと思うけれど、どうもそうはならないようですね。

 楽清辺りで和諧号が走っているのを見ました。線路は高架だったから新線でしょう。帰って来てから調べたら上海南-杭州-寧波-福州にD列車が4往復、寧波-福州に2往復ある。霞浦で新しい火車站を見ました。あんな田舎にもD列車が停まるんだ。

 昔、紹興から上海南までK列車に乗ったことがあります。確か6時間掛かった。あまりののろさに「K(快速)が聞いて呆れる」と思った。バスの方が遙かに早かった。それが今や上海南-寧波間が3時間。今昔の感に堪えません。

 虹橋空港脇の高架路上から見た第二空港の辺りは工事のライトで光の海でした。万博に間に合わせようということでしょうか。この国のやることは荒っぽいけれど早い。成田空港は30年経っても完成しない。荒っぽさも時には必要。日本に欠けている特性ですね。
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