05.01.27. コロンス島-3 
旧米国領事館がホテルに
旧米国領事館。何とホテルになっていた。左の金属プレートがここが旧領事館であるとの表示です。
 先日案内してくれた生徒がコロンス島内歴史的建造物の写真付き資料を届けてくれました。ネットから引っ張り出してプリントしてくれたのです。それを見ていたら旧米国領事館の写真があった。そうか。そうだった。ここ廈門は阿片戦争で敗れた清が南京条約(1842年)によって開港させられた五港(広州・廈門・福州・寧波・上海)のうちの一つ。コロンス島は共同租界になり、列強各国がここに領事館を設置した。その建物が残っているんだなぁ。

 「それでは・・」とこの25日、領事館跡を訪ねるべく再びコロンス島に渡りました。今度も資料を呉れたその生徒に案内を頼みました。
旧米国領事館全貌
(写真左)どういうわけかこの米国領事館(1865年)だけが島の東北角にポツンと孤立してある。上の写真の右手が門。入ると左手にこの建物が見える。立派ですがあまり大きくはない。建物は北東を向いています。
旧英国領事館への坂道
 眺めはとてもいいけれど、日当たりはちょっとどうかな?  フロントに聞いたら最上等の部屋が600元、標準房が300元代。そこから30%オフすると言っていました。

 再びフェリー乗り場近くまで戻り、そこらに屯すガイドの誘いを振り切って右手の高台へ向かいます。目当ては旧英国領事館。地図上では高台の裾にあるように表示されている。すぐ見付かる筈がその辺りの店に聞いても分からない。たまたま若い男が話し掛けてきた。観光学院の学生でガイドの実習中だと言う。これはラッキー。その子に案内して貰うことに。

(写真上右)坂道に掛かります。英国領事館はこのずっと奥の方で、歩いて10分だと言う。私がのろいので実際はもっと掛かりました。それはそれとしてこの坂道。中国を感じさせません。人が写っていなければ「ここはヨーロッパだ」と言っても誰も疑わないでしょう。

旧日本領事館との表示
(写真左)途中に旧日本領事館(1897年)があった。この前来たときもここを通ったのに気が付かなかった。そのときは地図を持っていなかった。地図には記載されています。
(写真右)その建物。無人のようでした。
旧日本領事館の建物

旧スペイン領事館
(写真左)旧スペイン領事館(1850年)。上右写真のすぐ右隣です。この右が天主堂。今は教会の付属施設か? 有人でした。

(写真右)その天主堂を接写。文字はECCLICIAと読める。
天主堂の文字
 コロンス島-1では「ポルトガル人がここに取り付いた頃のものか? 」と書きましたが、旧スペイン領事館と同じ構内にありますから、スペイン人が建てたものですね。

旧英国領事館の表示
(写真左)旧スペイン領事館から更にずっと坂道を登った高台の天辺に旧英国領事館(1844年)があった。今は中国有名演員博物館とかになっています。案内を乞いましたが入れて貰えませんでした。
旧英国領事館の建物
(写真右)建物は南を向いている。おそらくここからだと海を見下ろせる。最高の立地です。当時は七つの海を制圧していた大英帝国。その威光の程を偲ばせる堂々たる遺構です。

 結局回った四つの旧領事館のうち、地図(鼓浪嶋旅遊指南)上の表示が正確だったのは旧米国領事館だけ。あとは全部ペケでした。
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