03.09.27  自炊を始めた
自炊道具
自炊の七つ道具です。醤油はこちらで売っているキッコーマン。やはり土鍋ではご飯が炊けないので、この後で電気炊飯器を買いました。

この項にML仲間のtamuraさんからメールをいただきました。下に私の返信を入れてあります。

調味料
いつの間にか調味料その他がこんなに。大ぶりですがシラスがあるので、おろし大根にかけて食べています。これが一番おいしい。

 古代人@厦門です。今日は日中晴でした。窓を開けっ放しで丁度よいくらい。夜になって窓を閉めたら、汗がプツプツ吹き出る。また開けっ放しにしています。騒音も一緒に入ってきますが、爽やかな夜風が入ってきて気持ちがいい。

 4,5km先の夜空。厦門空港に着陸する飛行機が、翼端灯を点滅させながら家々の屋根の波に消えて行きます。自動車が立てる騒音が無ければ、そして代わりにmood musicでも聞こえてくれば、かなりromanticなsituationなんですけれどね。

 さて、短信もタネが無くなってきまして、今や風前の灯火。苦し紛れに今日は自炊の話です。関西弁で言うと「ショウモナイ」ネタですけれど、我慢して読んでください。勿論ご用とお急ぎの向きは、即削除をお願いします。

 やっぱり毎日、出来合の物ばかり食べてると飽きます。億劫ではあるけれど自炊することにしようか。そんな気になってきました。それにはまず、ガスレンジを直さなくてはならない。下の仲介業者の所へ掛合いに行きました。なんとこの前ウチにレンジを見に来て、「専門家を呼んできます」と帰ったきりの若者が居る。この男、電気のコンセントも見に来た。技術者でも何でもない。ここの店員なんだ。

 私の顔を見るなり、「オーオー」と言って立って来た。こちらが何も言わないのに「一起去」。台所のレンジをひっくり返し、裏のノズルを動かして忽ち炎をブルーにした。この前ウチから帰ってどこかへ行き、調節方法を教えてもらったに違いない。それならすぐウチへ来て直せばいいのに、そのままにしていたんですね。なんかそういう感覚って理解できない。が、まぁ直ったんだからよしとすべきか。

 ウォルマートで土鍋、長い柄の付いた何という名前でしたっけ? お玉かな?どんぶり。レンゲ? それに米1斤買った。卵売り場でピータン1個トレーにラップしてあるやつも買った。お粥を作るつもり。レジでこの卵が引っ掛かった。なんで? これは売り物ではありません・・・と。なんだ、見本か。笑われちゃいました。それで6個1パックのものを買い直し。

 米1斤。何合に相当するんだろ?  2合にもならない感じ。全部といで土鍋に入れた。水を中指の第二関節くらいまで入れ、スイッチオン。途中水が足りない感じだったので少し補給し、ピータン2個を刻んで入れ50分でお粥ができ上がった。いや、増えるものですね。大きい土鍋の半分くらいにまでなった。食べてみますと塩気が足りない。ピータンから塩気が出るかと思ったんですけれどね。仕方がないから漬け物付けて食べました。塩まだ買ってないんです。

 これ、4日くらい前の話です。作ったのは朝。その日、朝、昼、晩と更に寝る前。都合4回食べた。それでもまだ残った。土鍋の中で増えるんですね。ピータン約2個相当が口に入ったわけで、そのせいか翌朝は気持ちが悪かった。しょうがないので、残りをタッパ二つに入れて冷蔵庫に放り込んだ。捨てることが出来ない。因果な性分です。

 一日置きました。なんせ翌日は見るのも嫌でしたから。そしてまたウォルーマートへ行き、魚丸と豆苗を買って来た。豆苗は一度湯がき、タッパ一つ分のお粥を鍋に入れ、この魚丸と豆苗をぶっこんでおじやを作った。足りない塩気は腐乳で補った。これはおいしかったです。米粒が見えなくなって、小吃店のお粥そっくりの味になった。結局、米1斤分のお粥全部食べきるのに、間の1日を入れないで3日かかりました。米がお粥にするとどれくらい増えるのかが、これで分かりました。

 家人に「野菜を食べろ」と言われております。ですから外食の時には努めて野菜物を食べている。自炊になると、さぁ何をどうすればいいか分からない。中国は野菜が豊富にある。けれども食べたことがない物が多い。どんな味か、何に合うのかが分からない。仕方がないので、残った最後のお粥のお菜にブロッコリーを食べることにした。問題はマヨネーズ。中国語で何と言うのかワカラン。乳製品の売り場を子細に見ましたが、それらしい物は無い。唯一、袋入りのサラダドレッシングがあった。それを買ってきて、湯がいたブロッコリーにかけて食べましたが、これがまずい。甘いんです。これ、昨日の話。

 で、今日のお粥ですが、貝を入れてみた。アサリでしょうか。干した物です。ところがこれは失敗。洗って入れたんですがジャリジャリする。貝殻の破片が入っていて、少し洗ったくらいでは取れないんですね。うっかりすると歯が欠けそう。それに生臭い。ショウガを入れれば良かったのかな?

 副食物にはニラとベーコンを買ってきた。ベーコンでは前に一度懲りている。でも炒め物には合う筈です。細かく刻んでニラと炒めました。やっぱりおいしくない。なんか甘いんです。ベーコンって世界中どこへ行っても塩辛い筈ですが、ここのは少し甘い。食べられたものではない。また人に上げちゃおう。ビールも甘いし。中国の人は甘い味が好きなんですね。

 今、湯がいた「いい章魚」を肴にビール飲んでいます。章魚にはワサビ醤油。章魚もワサビもウオルマートで見つけたんです。章魚は少し固い。湯に長く入れ過ぎたのでしょう。軽くサッと湯がかないとダメなんですね。少しずつ覚えていきます。○十の手習いです。

 ウオルマートには早くも大閘蟹が出ています。驚いたのは養殖物と天然物との差。安いのは7.9元。陽澄湖産はなんと149元です。実に18.8倍。味も18倍違うものなのだろうか?

 午後のクラスで、うっかり自炊を始めた話をしてしまいました。そしたら生徒達が「今度ご馳走してください」と言う。いや、これは大変。ここの男性は女性並みに料理をするらしい。だけど私は「男子厨房に入るべからず」と教育された年代。ここの男性と一緒にされたら困る。しかし、生徒達はそんなこと知らない。「日本料理を食べてみたい」と言う。いやぁ、エライことになりました。まさに口は災いの元です。家人を日本から呼び寄せなくちゃ。えらく高い料理になりそうです。

tamura.mさん 皆さん 今日は。
古代人@厦門です。今日は晴で、朝から暑いです。
 
>“mood music”ムード ミュージック=雰囲気的音楽
>“romantic”ロマンティック =浪漫的
>“situation”シチュエイション =状況 
>
>中国の生徒達にも英語まじりの日本語が十分通じるのですね!
>「しょうもない話」。関西では「ないこと言うてすんません」とも言います。

 ここの人、と言っても日本語勉強に来る生徒ですが、英語できる人が結構います。大学で英語専攻だった。卒業して一流ホテルや商社に就職した。就職したら日本(人)との接触が多く、日本語の必要も感じて勉強に来た・・ということなんです。ですからそういう生徒に「Excuse me Sir !」なんて言われると、こちら表面上は平静を装っていますけれど、内心では恥ずかしくて身の置き所がないって感じがします。なんせ相手は堂々たる英語話しますから。

 全く日本語初めてというクラスに最初から直接法で教えています。「始めましょう」「休みましょう」「終わりましょう」などという教室の言葉を最初に教えますが、やはり時々媒介語が必要になる場面が出てきます。例えば「ヤ行の[ゐ、ゑ]は昔はあったのだけれども、今は無い」というような説明ですね。そういうときは、そういう英語の上手な生徒に英語で説明して、中国語で他の生徒に説明して貰っています。なかなか重宝ですよ。

 中国語と英語は共に言語学の分類では孤立語です。文法にも発音にも共通点が多い。中国人にとって膠着語の日本語よりも英語の方が習得し易いのではないでしょうか。

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