03.11.05  寛帯が入るまで
カード売り
最初左から二番目の若者からカードを買った。左端が光ファイバーの存在を教えてくれた若者。右から二番目が最後に中国電信に電話してくれた若者です。

 古代人@厦門です。こちらは今朝、一面に霞。暖かい。Tシャツ一枚です。

 やっと寛帯が入りました。先月末だったと思います。それで今日のテーマは寛帯が入るまでの顛末です。

 いやぁ、これが入るまで長かったですね。申し込んだのは8月の下旬。そのとき学校のボスは、「今は昔と違って早い」と明日にでも入るようなことを言っていた。でも、結果として入るまで2ヶ月以上かかりました。

 最初スタッフが申し込んだ時の中国電信の回答は、10日以内に(何らかの)連絡をするということでした。1ヶ月近く経っても梨の礫。それでまた電話させた。そしたらその返事は「2ヶ月先になるか3ヶ月先になるかワカラン」という極めて不当なものでした。そんなら最初からそう言え・・・と言いたくなる。

 頭に来た。ふざけやがって。タダじゃおかねぇ。オイラこう見えても芝で生まれて神田で育ったチャキチャキの江戸っ子よー。テメエらみてぇーな起きてンだか寝てンだかワカラン慢々的とは生まれも育ちも違うんデェー! 気が短けーンだよ。スタッフじゃ押しが効かない。ボスに「中国電信は怪しからん。話が違う」と文句言った。ボスは文句言われて仕方なく・・かどうか分かりませんが、中国電信に電話した。先方の回答は「ADSLのブームアップで申し込みが殺到していて、目下その処理に忙殺されている。可能性についてはとてもではないが今回答出来ない」という話。まぁいくらか説明がある分マシではありますけれど、なかなか入りそうもないという結果については同じこと。

 ここまでは既報です。

 話は前後します。その前にこのMLで、吉野@復旦さんの「中国移動通信の記帳カードは安くて優れものだ」という投稿を拝見。早速買いに行きました。どこへ?  スーパー好又多の門前に大勢カード売りが立っている。そこへ行った。最初に目に入った若者に予め用意しておいたメモを見せた。彼はすぐ「有々」と言って、鞄からテレホンカードを出しました。2枚で100元。

 中国移動通信と印刷されているのを確認して帰ろうとしたら、「また何かあったら電話しろ」と名刺を呉れた。見ると「中国電信厦門市電信公司○○」とある。へえー。私はこういう人達って下岡されて仕方無く、アルバイトみたいにテレカ売っている人達だと思っていた。違うんだ。中国電信の社員なんだ。可哀想に、スーツ着てネクタイして勤めたいだろうにこんな所で立ちん坊。

 帰りまして試してみた。パソコンのダイアルアップができない。学校へ行ってスタッフに名刺の番号に電話させた。「そんなことは無い」と言っていると言う。横で聞いていたボスは「ああいう所でテレカを買うな。買うならオフィスで買いなさい。ああいう所に立っている奴は低級な人間だ」と言う。何だかよくワカラン。ワカランことが多過ぎる。

 しょうがないからパソコン担いでカード売りが立っている所まで行った。そこでパソコン拡げて「これこのとおり、繋がらない」とやって見せた。線が無いから繋がるわけ無い。実はただ、このようにインプットしたんだが・・・と見せたわけです。回りにはアッという間に人の輪が。ここの人達はよほど退屈してハルみたい。ちょっと変ったことがあるとそれを見逃さないんですね。

 見ていたカード売りの青年。「アア、それl(エル)だよ」と簡単に言う。エー! どう見たって1(数字の一)じゃんか。何てことない。数字の1とアルファベットのLが識別できない印刷だったということでした。帰宅して「L」で入力したら簡単に繋がった。それ以来、その場所を通る度に、彼や彼の仲間たちと口を利くようになりました。国際電話カードも彼らから買っていた。別にインチキなことは何もありませんでした。

 学校のボスに電話させてからまた1ケ月弱経った。まだ何も言ってこない。それでフト、貰った名刺に中国電信とあったことを思い出しました。それで、好又多の前へ行きまして、親しくなった青年にカクカクシカジカと話をした。困り果てているんだ・・・と。いえ、別にダイアルアップは料金が高いとか、お金で困っているわけではありません。そうじゃなくて、朝一でメール開いているとき、留守宅の家人が電話して来るらしい。後から「アナタ何してたの?」と言うんです。つまり、ネットに繋ぐと同時に電話線が塞がる。すると、いろいろな問題が派生してくる。

 私の話を聞いた彼は、すぐに横にいた仲間に話した。相談された別の男は私の住んでいる所を聞いた。そして、紙に「そこなら少しの工事ですぐ寛帯は繋がる」と書く。なんか話がうま過ぎる。首を捻っていたら名刺を寄越し「お前の単位へ戻ってオレに電話させろ」と言う。学校へ戻ってすぐスタッフに電話させました。何でも「光ファイバーの線が来ている筈だ。これこれの番号に電話してみろ」と言う。ダメで元々。スタッフにすぐその番号に電話させた。そしたら立ち所に「編号」という番号が出てきた。お客様番号ということ。やれやれ、やっと話が現実的になってきた。このときもまた、「10日以内に連絡する」という話でした。多分マニュアルがそうなっているんでしょうね。

 暫く待ったが音沙汰無い。でも番号が出て来たんだから・・と我慢していました。そのうち、郵便局へ行く用があって好又多の前を通った。そしたら顔馴染みの別の若者が「(寛帯は)来たか?」と言う。「いや未だ来ない」。彼はすぐさまどこかへ電話した。おそらく中国電信でしょう。電話聞きながら新しい編号を書き留め、「これで10日以内にナントカならなかったらまた言ってくれ」とそのメモを呉れました。折角だけど前の番号はどうなったのか。順番が後ろにズレたのではないかと気になりました。

 それから僅か二日後。突然中国電信から「明日午後行く」と電話があり、ホントにその翌日工事の若者が現れ、アッという間にケーブルを繋いた。手続きはパスポートを見せ、コピーを渡しただけ。極めて簡単。相手から渡された書類を見たら二、三日前に電話してくれた若者が書き留めた編号でした。学校のスタッフが貰った編号を飛び越えたみたい。それが先月末のことです。

 振り返ってみると、最初にモデムを使うADSLで申し込んだのが悪かったのかもしれません。そちらは満杯だったか、或いはもう拡大する意思がなかったのかも。そして、中国電信としてはADSLは止めて光ファイバーに切り替える方針になっていて、テレカ売りの青年が電話してくれた丁度そのとき、good timingで私のビルにケーブルが入ったところだったのかも知れない。だから特に彼らのお陰で寛帯を優先的に入れてもらったということではないのかもしれません。その辺は藪の中ですが、特別な関係でもないのに親切にしてくれた若者達の好意が嬉しい。だからお礼に写真を撮って上げました。彼らはとも喜んでくれました。

 で、電話線はもう塞がらない。通信速度は速くなった。けれども、変なウイルスが入り込んで来たみたい。作業中に始終顔を出す。ホームページ作成時からご指導を仰いでいる岩橋@蘇州さんは、「LANのせいではないか」とおっしゃいます。どうもこの光ファイバー、建物ごとのLANになっているようです。パソコン直結なんで、途中に防壁が無い。ワクチンかけて消しても、また顔を出します。この始末どうしたものか・・・・。

 "どこまで続く泥濘ぞ。三日二夜を食もなく・・・"。 悩みは尽きないのであります。

 余談。この歌詞の続きご存じですか?  ご存じなら・・・・・、貴方のお年が分かる。
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