03.11.08  小さな不具合
不具合の瓶
 消費者を困らせる瓶たち。左から竹葉青酒、急支糖漿、塩胡椒、廣合腐乳、醤菜。
蓋が開かない
 このスタッフは身長185cm 体重100kgある。力持ちですがそれでも醤菜の瓶の蓋を開けるのに苦労しました。

この項には井上@上海さんから感想をいただきました。下に添えましたのでご覧下さい。


 古代人@厦門です。 なんか変な陽気ですね。室内とはいえ、Tシャツ1枚でいられるなんて。いくら暖かい土地と言ったってもう11月ですからね。まぁ雪に降られるよりはマシですけれど。

 さて、前回は少し重い話でしたから、今日は軽く行きたい。題して「小さな不具合大きな迷惑」。

 大分前の話になりますが、北方四島のルポか何かの番組で、どこかの島の住人が「この瓶は私の宝物なの。チャンと蓋が閉まるから」と言っているのを見てビックリしました。それは海岸に流れ着いた日本製の何かの空瓶でした。我々は瓶の蓋は太陽が東から上がるのと同じ様に、チャンと閉まるのが当り前のコンコンチキとオモットル。ヘエー、ロシアじゃキチンと閉まらないんだ。ちっとも知らなかった。

 それがですね。こちらへ来て暮らしておる内に、ロシアと似たようなケースにしばしば出会う。ウーン、蓋がチャンと閉まるのはもしかすると日本だけなのかな? と思うようになりました。

 振り返って一番初めに蓋の不具合に気が付いたのは何だったか? 腐乳の瓶でした。 腐乳は私自身が好きなこともありますが、親戚にも好きなのがいて、いつも帰国の時には買って帰る。お土産にはちょっと安過ぎますけれど、ナニ相手には分からない。いえ、それは冗談。で、割れ物ですからタオルなどに巻いて持ち帰るんですが、帰国して荷を開けると大抵中の液が洩れている。巻いたものが濡れている。そんなことってあるんだろうか? たまたま一個だけじゃないかと思っておりました。廣合腐乳というブランドですが。しかし、その後も全部ではないけれど、洩れていることが多い。

 次がですね。急支糖漿という風邪の薬があります。喉に効く。上海時代にひどい風邪を引いて、井上さんちのおばぁちゃんから頂戴したのが初次見面。これを飲んだら、いや効きましたね。忽ち良くなった。味はセキコデ水によく似ています。あれより味も色もかなり濃厚です。で、この瓶の蓋が今度は閉まらないんじゃなくて、開かないんです。どうして? 蓋がクルクルと空回りする。日本のグロンサンとかリボビタンDなどのドリンクって、蓋を捻るとプチッと切れて、上が取れるでしょ。それがこちらのは切れない。切れなくて、上も下も一緒に回っちゃうんです。

 これは困る。昨年の厦門滞在の時経験した。どうやっても開かない。仕方がないから買った薬局へ持って行った。そしたら店員が鋏を持ち出した。どうするか見てたら、鋏で本来切れるべきミシン目のところを切っていく。もう馴れ切った手つきでした。以来その薬を買う時は、その場で蓋が開かない物は買わないことにしました。

 でもね。この薬はまだ良いんですよ。空回りしても洩れることはない。ところが最近買い始めた竹葉青酒というのはですね、やっぱり蓋が空回りする。空回りするだけじゃなく、回している内に匂いがしてくる。中身が洩れるんです。そうなると買わないわけにはいかない。私、気が弱いものですから。そして、学校へ持って行って、若いスタッフに開けさせる。やっぱり彼らも鋏でミシン目を切ります。「しょうがないな」とか何とか、そういうことは言わない。そういうものだと思い込んでいるみたいですね。

 まだあります。鎮江名産の醤菜というものがある。瓶詰です。私、鎮江に半年居ました。これはおいしい。スーパー好又多で見つけて懐かしくて買って来ました。ところが蓋が開かない。日本でも福神漬の瓶が時々開かないことがあります。ああいう状態。近くの不動産やへ行って(ここしか知り合いが無いから)若い衆二人にやらせたがダメ。ビルの守衛にやらせたがやはりダメ。学校へ持って行ってスタッフのチーフ格の185センチの大男にやらせたがやはり開かない。しょうがない。好又多に返しに行こうとした。そしたら、その男がムキになって「ちょっと待ってくれ」と言う。タオルを巻いたり、叩いたり。最後に不動明王のような形相で歯をギリギリと食いしばり、渾身の力でやっと開けました。こんなんじゃ、とてもじゃないが女性には開けられない。多分一度買った人は二度と買わないんじゃないか。厳重もいいけれど、程度を超えているように思います。

 さて、極め付き。この前キャベツとソーセージを炒めていて塩胡椒をした。塩と胡椒が一つの瓶に入っているのがあるんです。塩胡椒なのにちょっと甘いという珍にして妙なる代物ですけれど。で、これが勢いよく掛けないと出ないから、チョイと力を入れて振ったら蓋が飛んで、中身がドバッと出ちゃった。瓶の半分くらい出たでしょうか。いや、さすがにこれは食べられませんでした。いくら私が食べ物は大事にすると言ったってモノには限度があります。泣く泣く捨てざるを得ませんでした。

 神舟を打ち上げて無事に回収する技術があるんですから、こんなこと改善しようと考えたら簡単に出来るんじゃないか。どうしてやらないんだろう・・・と私なんか????に思います。それともこれはやはり差不多の世界。つまり許容範囲。あまりキチッとすると世の中味気ない。皆さんそういう感覚なのかもしれませんね。


 古代人@厦門さん、そして・・・「小さな不具合」にイライラさせられた経験のある方達、早上好。 井上@打浦橋@上海です。

 そうなんです、そうなんです・・・・・。昔は、84年ごろです・・・ゆがんだ鏡とか、曲がった線引きがあったんですが、今でも「小さな不具合」はたくさん、あります。

 以前紹介しました水虫の薬「土槿皮チンキ」ですが、横にしてしまうと蓋から横漏れする。強烈な薬ですから、暫くすると、その蓋がボロボロになり蓋が割れてくる。で、もって中身がなくなる。

 7月に日本に帰るとき紹興酒をたくさん買いました。16本だったかな。「漏れ」のことが心配でしたので、2日前に買って、テーブルの上に横に並べておきました。、そうしましたら・・・・5本失格でしたね。蓋から漏れました。

  缶ビールのプルトップ。引っ張るところだけ取れてしまい、切込みを入れた部分を取り除くことが出来ない。これは、もう、イライラ・イライラ・・怒り心頭。ビール早く飲みたいのに、目の前にあるのに、手の中にあるのに・・飲めなあ〜い!! 結局、ナイフを探し回り、グサッと・・・。

 食用油のプラスチックのプルトップも、そう。引っ張るところだけ、取れてしまうので、ナイフを探し回る。

 ビンの蓋の供回りはショッチュウ。「二鍋頭」のポケット瓶は、8割がた、蓋がまともに開かない。空回りするだけ、千切れなくてはいけない部分も一緒に回ってしまう。

 まだまだ、あるんですが、出てこない・・・・。皆さん、お後(あと)を、お願いします。

 なんせ、「不具合」ばかりなのだ!!

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