03.11.25  不動産ブーム

街中
別荘風
実用向き
建築中

  左から: 街中に建った高層。前のロータリーは渋滞の名所だから環境は?。次は空中別荘と称しているが、
       前は幹線道路。 3番目はSMの後ろ。低層だし実用的。すぐ売れちゃうと思います。右端はSM対面。
       こんな大きいのが次々と竣工していきます。


 古代人@厦門です。数日前、少しばかり雨が降りました。考えてみたらこの雨は2ヶ月振りくらい。干天の慈雨。でもすぐにまた晴天続きに。この辺の山は結構緑豊か。その山の木がよく枯れないものだと感心しています。この風土に適応しているんですね。

 井上@上海さんがスポーツニッポンに「厦門の住宅」という記事があると知らせてくださいました。井上さん有り難う。

 http://www.sponichi.co.jp/leisure/amoi/2003/23.html

 実は私、短信にこちらの住宅事情を書こうと少し準備をしていました。リポートの目玉として若い人がシェア借りしている部屋の写真を撮らせて貰おうと、それを学校のスタッフに頼んだ。返事は「OK」でしたが、なかなか相手の都合がつかず延び延びになっていました。この先いつになるか分らない。これも一つのキッカケ。そちらは諦めて、私の見た当地の不動産ブームをリポートします。

 私の宿から街中の職場までバス停で四つ。距離にして精々2kmくらい。その間だけで建築中の大きなマンションが10指を下らない。竣工して売り出し中のものも最低5棟はある。目を他の方向に転じても、必ず視界に幾つか工事のクレーンが入る。どこでも建築ブーム。昔流行ったCMソングのレナウン娘じゃないが、「ワンサカワンサカワンサカワンサカ! イェーィエーイイェイェー!」ってなものです。こんなに作ったら価格が暴落するんじゃないか。学校のボスに質問をぶつけたら、「いや、そんなことはない」と言う。厦門は景気がいいということで、周辺地域は元より、遠く他省からもドンドン人が集まって来る。だから売れ残ることはない・・と強気の説明。本人も二つくらい買っているらしい。

 スタッフの若い女性にも同じ質問をしてみました。この人は英語教師も兼ねている。1年半前に1平方米3,588元で買ったマンションが今4,200元していると言う。これからも値上がりするだろうという予測。でもですね。私が今の宿を決めるとき、同じビルの中で四つも五つも見て歩いた。つまり、それだけ空室があるということ。貸すつもりで買ったはいいが借り手がいないということです。だからこんなに次から次へと新規物件が増えたら、少なくとも家賃相場は下がるのではないか。そう言いましたら、「ウン。家賃は下がる」と言う。なんか分ったようなワカランような話。買う人はいる。借りる人はそんなにはいない。そういうことなんでしょうか。

 で、新築物件の相場ですが、市内の平均的な地域で4,000元/平方米前後。白鷺洲公園という美しい入り江の周辺とコロンス島を眼前に見る輪渡付近で5から6,000元。厦門から本土へ海峡を渡った辺りでは2,500元前後だそうです。市内の4,000元で100平方米の物件ですと、取りあえず邦貨560万円で本体を買える。あと内装費に本体価格の50%程度くらいかかるとか。しかし、まぁこれは掛けようでしょう。ともあれ内装費50%とすると、合計で840万円ですか。まぁ日本に比べたら問題なく安い。日本人で買っている人も結構いるそうです。

 借りる方の話。日本の公団住宅のような6から7層程度の古いマンション(2寝室、バスルーム、厨房)で月800元程度。ワンルームはかえって高くて1,000元はするそうです。私の部屋が割に新しいワンルームで1,100元。話の辻褄は合います。

 他の地域から来ている若い人達は大体複数で一つのセットをシェアしています。おそらく大家との契約は誰か一人がして、他の者は又借りの形なんでしょう。昨年教えた子(男)は「5人で借りて一人300元」と言っていました。一度訪ねたことがあります。女性二人が一室、男二人が一室、私の生徒が狭い部屋一室という風にシェアしていました。そういう場合こちらの人は、男だ女だとあまり神経質にならないようですね。下着なんか堂々と干してあります。

 借りるときに必要なお金は敷金が三ヶ月分。不動産屋に大家と借り手がそれぞれ半月分の礼金。契約は原則1ヶ年。契約途中で出ると、敷金の内1ケ月分は戻ってこないことになっている。でも実際はかなりフレキシブルのようで、私の場合は契約期間は6ケ月。敷金はなし。家賃3ヶ月の前払いです。

 だいたいの状況はそんなところです。後はスポニチの記事をご覧下さい。
TOP  前頁 NEXT