2004.02.04  深せんの話


 古代人@厦門です。昨夜(2月3日)シンセンから戻りました。シンセンも雨でしたが厦門も雨です。今朝は今冬の最低気温を記録したそうで、みんな寒がっています。日本帰りの私にはどうということないのですが・・・。

 何もシンセンに寄らなくても、厦門へは香港から直行便がある。それに乗ってもいい。その方が煩わしくない。にも拘らずシンセンに寄ったのは、一つには同じ厦門へ飛ぶにしても香港からだと国際便になって、料金が高いだろうと推定(実はどれくらい違うのか確かめていません)。もう一つ。昔、江蘇省某市へ赴任したとき知り合いになった中国人朋友が今、日系企業の在シンセン現地法人の実質老板になっている。これがしょっちゅう「遊びに来い」とうるさく言ってくる。だから香港まで来たら、こりゃ寄らざぁなんめぇってことです。で、香港から連絡しておいたので、シンセンに一歩入ったところからシンセンを離れるまで、この朋友の手配でまるでベルトコンベアー載せられているような按配でした。私なんかをもてなしたって一銭の得にもならないのに、どうしてそんなにしてくれるのか、これもよくワカランのであります。

 買って置いてもらったシンセン→厦門のフライトが17:20発。午前中ホテルでゆっくりしてもなお時間が有り余る。昼食後、按摩に洗髪。梯子をしました。按摩はどうということはない。頭の天辺から足のつま先まで丁寧ではあったけれど、どうも素人臭い揉み方でした。若い子の按摩はダメです。

洗髪
 別の店で洗髪。洗髪と言っても按摩付。ということは按摩を二回やったということ。この洗髪、VIP室と書かれた別室で入口に日式とありましたが、日本じゃこんなの無いよね。ベッドに寝かされてするんです。頭だけ少し低い支えの上に載せる。首の後ろにビニールカバー付のタオルを敷いて濡れないようにします。驚いたのは耳の穴に湯を注いで洗うこと。少々気味が悪いです。音は凄いけれど、そんなに効果があるとは思えません。
 (写真上)この人は私ではありません。友人が付けてくれた運転手です。
 (写真下)椅子に座って洗う方。厦門ではこちらを日式と言っているけれど、ここでは
      中式と書いてある。「所変れば品変る」ということかな。

 この店は大きかった。椅子に座っての洗髪もあり、更には美容・美髪部門もある。それぞれのスペースがやたらに広い。台と台の間隔が広いんです。従業員も大勢いる。若者ばかり。こういうのは日本には今後とも出現しないでしょうね。根本的な感覚が違いますね。日本だと重視するのは店の広さより何より技術と清潔さじゃないのかな。この店の内装はコンクリートの打ちっ放しに青いペンキの吹き付け。天井に裸のパイプ。現代風ではありますが、私にはコケ脅しに見える。
中式洗髪区

 上記どちらも友人の奢りなのでお代は幾らか分りません。推定ではおそらくどちらも一人50元くらいでは? なお、ホテル(宝安区・漢永酒店。星無しですが中身は五星級)の寛帯利用料金は免費、つまりタダでした。上海のホテルはやっぱりガメツイ。

 続いてシンセン宝安空港で。珍しい事が二つありました。

 一つは、安全検査の窓口に小型カメラ(検温器と言うべきか)が設置されていました。係官と乗客の丁度中間くらいの位置の頭上にある。その下に「請停三秒」と書いてある。でもみんな気が付かない。係官が一々停止するよう指示していました。カメラというかレンズが自動的に動くんです。まず下を向く。客を上から見下ろす。そして上向きに戻る。それを繰り返す。全窓口に付いていましたね。

 私これは新兵器に違いないと思い、「写真を撮りたい」と係官に頼みました。可愛い子ちゃんでした。ニッコリ笑って「ノー」。もう一度満面に笑みを浮かべてお願いしましたが、困ったような顔をしながらも、やっぱり答えは「ノー」でした。自分が撮られると誤解したのかな?

 次いで待合室に向かって歩いていましたら、とある売店の小姐が何かを見せて「買って」と誘う。時間が有り余るので冷やかしに寄ってみました。なんとバイアグラでした。200元だと言う。「ヘエーッ」と思いました。思ったことはいろいろ。まずバイアグラが公然と売られている。ということは医師の処方箋は不要ということか? 次ぎに、ニキビ盛りの小姐が売っている。この薬の性質を知って売っているのかな? 盛んに「効くよ」と勧めるから、「君は試してみたの?」と言ってやった。「キャー」とか言って薬放り出して向こうを向いた。そして「我不要」。そりゃそうだろう。

 三番目には高いということ。相場など私は知りませんが、発売以来もう大分時間が経っている。幾ら何でも200元は高いのではないか。そう言いましたら、いきなり100元になった。でも「不要了」と背を向けたら今度は80元に。ひよっとするとあれは店の商品ではなく、売り子のアルバイトだったのかも知れませんね。でなければそんなに下げる筈がない。ということは、買う人が結構いるということなんでしょうね。

 いやいや、流石に何でも有りの中国。恐れ入りました。
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