04.02.18  引っ越し - 1

ベランダから
ベランダから西方を見る。右前方の白い建物は京[門+虫]ホテル(四星)です。
若い大家さん
若い房東(家主)。こちらの注文に迅速に対応してくれる中国人とは思えない人です。



 古代人@厦門です。引っ越しました。搬家です。以下その顛末記です。

 短信の初めの方でご紹介しましたとおり、最初に入った房間は目の前に大きな交差点がある。24時間車が走っています。夜中でもうるさい。まぁしかしそれは慣れればさほど気にならない。問題は終日日が当たらないこと。北面の房間なんです。夏はいいんですが、冬は堪らない。特に風が強いときは隙間風が入って来る。寒さに耐え切れずヒーターを買ました。亜熱帯に近い厦門がこんなに寒いとは予想外。それと、洗濯物が二日干しても乾かない。

 隙間はサッシだろうと思っていましたが、いよいよ引っ越しとなって何となく壁を眺めていたら、何とエアコンの排水ホースの孔。壁の穴。あれがコーキングでしたっけ?  塞いでない。0度の位置に立ってよく見ると外が見える。寒いわけだ。半年住んでいて気が付かなかった。尤も我々の感覚では、ああいうものは当然塞いであるもの。それが工事。もしそれをしていなかったら、施主が業者にクレーム付けてやらせるもの。それが常識じゃないでしょうか。だからついぞ疑ってもみなかった。私は間抜けだったのでしょうか。

 まぁそんなわけで、今度は日が当たるところへ移りたい。遠近併せてザッと10件以上見て回りました。初めの2軒くらいまでは学校のスタッフ同道。でもその後は「他に用事があるから明日にしてくれ」とか言ってすぐいなくなっちゃう。住むのは私。仲介料払うのも私(今度の移転は私の勝手ですから)。なら他人には頼らぬ。自分で探すわい。雨の中テクテク歩き、不動産屋の看板を見たら飛び込む。こちらでは「二手房間租賃・売買」などと書いてあるからすぐ分るんです。尤も「テクテク歩く」と言ったって、矢鱈めったら歩いたわけじゃありません。場所はある程度の街並み、買い物の利便、学校との距離を考えて選んだ。

 大きく分けて、探したのは4地区。最初は学校の近く。これはスタッフが見つけた物件。富山花園といい名前ですが、外観はいいけど部屋の中が汚い。一体にこちらの建物は最初はとても綺麗。それが僅か2年かそこらで外装も内装も急速に劣化します。井上@上海さんもおっしゃっていますが、おそらく建材の質が悪いのだと思います。それに加えて、施工者も使う住人も物の扱いが乱暴なのじゃないでしょうか。とにかくこの富山花園、スタッフは「学校が近い。門は一つだけで守衛が24時間いるから安全」と勧めるけれど、気に入らない。ただ、中庭に25mプールがあった。これは魅力でしたが、プールだけで決めるわけにはいかない。

 次ぎに、別名金持ち通りと言われる禾祥西路。一見パリみたいな洒落た街です。小さい部屋が少ない。2件ありましたが一つは北面で問題外。一つは南面ながら小さ過ぎ、かつ家賃が1600元と高い。小さ過ぎるというのは、寝室とキッチンが一緒。日本でいうところのワンルームマンションですね。でもとても綺麗な部屋でしたからディスカウントを交渉しましたが、「一元も負からない」と言う。こういう小物件はなかなか無いんだ・・と。

 三番目は火車站の近く。新築の花園(柵があり門衛がいる)が並んでいる地区。このときは強い雨の中、6件ほど見ました。1件手頃なものがあった。1房1庁1厨というのかな? それで1400元。勿論中古です。東面なので、午前しか日が当たらない。実は私、磁石を持って歩いたんです。最初失敗していますからね。ですから夜でも、また雨が降っていても、日照について大体の見当はつく。ただ前面に大厦があると、日照の角度との関係が具体的には分りません。これは100mほど先にこちらよりもっと高い大厦がある。 だから、決定保留。傘を拡げたりつぼめたりの繰り返しで、とうとう骨が1本折れちゃいました。私の骨じゃありませんよ。傘の骨です。

 最後が現住地の近辺。4,5件見ましたでしょうか。中に1件新物件があった。建物自体はもう竣工してから1年くらい経っている。でも、ここでは内装は買った個人がする習慣。房東(家主)が買ってから暫く放っといたのでしょう。1房1庁1厨。ピカピカ。何よりも気に入ったのが西南面で、かなり先まで大厦が無く見晴らしが良い。ただ、家賃が1600元と高い。不動産屋に「日本人だから綺麗に使う。1400元なら借りる」と交渉させた。まぁ私、内心はダメだろうと思っていました。ところが「日本人」が効いたのかどうか分りませんが、相手がOKした。

 一応契約の当事者は学校になりますから、ボスにも見させた。彼は「厦門は西南が海に向かって開いている。だから西南から海風が入る。ここはベストだ」と言う。それで決まり。以前の湖北大厦から一軒おいた隣。四川大厦20階です。海は見えませんが、太陽が西に沈むのは見える。ベランダでビール飲みながらSun setを眺められる。いいですねぇ。

 探し始めてから決めるまで5日。実質探し歩いたのは3日間でした。と言っても、それぞれ一日中歩いたわけではありませんけれど。

 長くなりました。続きはまた明日。
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