04.04.05  清明節
燃やす紙幣
燃やす紙。あの世で先祖がお金に困らないように・・ということ。政府は禁止令を出しているとか。

 井上@打浦橋@上海さん  皆さん 今日は。古代人@厦門です。

>上海では掃墓真っ盛り。中国各地ではどうなんでしょうか? 北京では?西安では?
>厦門では?青島では? 雲南では? 東北地方では?蘇州では?


 私はこちらで日本のような集合墓地を見たことがありません。山腹に可成りの数の横穴式お墓があるのは見たことがありますが、それも整地され整然と並んでいるわけではない。適当に掘れる所を掘った、或いは好きな所を選んだという感じ。だいたいそういう所は田舎。例えば以前、井上さんとご一緒した寧波の田舎の徐福が船出した場所だという山。あそこはお墓が多かったですね。

 そういうことで、ここ厦門でお墓を見たことがありません。山はありますけれど、ここはそんなに歴史のある町ではありませんから。そう言えば、葬儀も見たこと無いな、厦門では。

 で、本題の清明節ですが、これはいつなんですか? こちらのカレンダーが一つだけ手許にあるので、それを引っくり返して見てみたけれど、そういう祭事は何も書いてなくてわからない。

 と、ここまで書いて、そうか。ネットで調べればいいのか。Googleで検索しました。春分の15日後だそうですね。こちらでは命日に墓参りする習慣がないので、清明節は1年1回の先祖を祀る大行事とか。
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 それで思い当たることが幾つかあります。先々週の土曜日のクラスで普段よく出席する生徒が二人休んだ。次の授業の時「田舎にちょっと帰りましたので」と言い訳した。一人は章州、一人は恵安です。そのときは私、掃墓とは気が付きませんでした。

 一昨日の土曜日、スタート以来皆出席の生徒から「今日のクラスは休みます」と電話があった。珍しいので「どうしたの?」と訊ねましたら「故郷に問題がある」と言う。その生徒は重慶出身。重慶大学英文科卒。DELLの社員です。「じゃ帰るの?」。「いえ、帰りません」。「一体なんなの?」。「故郷はサオムーです。私はサンプーします」と言う。何だかサッパリ分からないので「そうか。じゃ」と電話を切りました。ところがその生徒、後で授業中に現れました。終わったとき事情を聞きたかったけれど、他の生徒が質問に来たので話を聞けませんでした。

 昨日、日本からの来客と外で食事しました。私のHPを見て連絡して来られた初対面の人です。休みで帰郷している厦門出身の留学生を訪ねて来られた。日本でその留学生の面倒を見ておられるとか。そのお客さんを食事の店まで留学生母子が送って来てくれましたので、その母子に「一緒に食事しましょう」と誘ったのですが、「これから掃墓に行きますから」と帰って行きました。
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 今朝、井上さんの「#8335:上海は掃墓真っ盛り」を拝見、Google検索の結果を見て、漸く上記点線内の事が「アア、そうだったのか」と理解できました。ただ「私はサンプー」は分かりませんけど。

 更に一つ新事実。知り合いの四国の石材業の人が今厦門に来ておられて、その方から先ほど「中国人にMSメッセンジャーの説明をしているから試験台になってくれ」と頼まれた。で、その中国人と話している最中にフト思いついて、「厦門にお墓ある? 私見たこと無いけど」と聞いてみました。そうしたら、「空港の近くに大きな墓地がある」と言う。その人の父親のお墓もそこにあるとのこと。掃除はもう先週済ませたと言っていました。後で私、その墓地を後学のため見に行ってみようと思います。


 続きです。墓園探しに行きましたところ、ありましたありました。

 今朝MS Messengerで話した中国人から聞いた名前「中華墓園」をメモした。これを近所の人に見せたら、3人目くらいでやっと「バス站で四つ先だ」と教えてくれた。それならタクシーで行っても大したことない。で、タクシー掴まえて「知道マ?」と聞いたところ、「知道知道」と言う。それが暫く走ってから大きな交差点で「集美だよね」と言って曲がりかけた。飛んでもないよ。

 知らないのに「知っている」と嘘言って、取りあえずまず載せちゃうんですね。いつもこれにやられる。集美って海峡・・、はチト大袈裟か。水道の向こう。厦門島の外。タクシーだと軽く50元、60元の所です。「バス站で四つ先だ」と真っ直ぐ行かせた。運転手は首捻っていましたが、そこからバス站一つくらい走ったところでヒョイと曲がった。またまたこの野郎 ! と睨み付けたら前方を指してナントカカントカ言う。やがて露店が、タクシーが並んでいる所に着いた。見ると薛嶺山陵園と書いた大きな門柱がある。人がぞろぞろと入って行く。探している中華墓園じゃないけれど、まさしく霊園です。霊園ならどこだっていいや。
 そこからかなり奥まった所に立派な門があり、それを潜った所に集合墓地がありました。いや、これじゃ偶然その前を通らなければお墓があるなんて気が付かない。更によく見ると、道一本隔てて横に厦門市薛嶺山公墓と書かれた門がある。すると、薛嶺山陵園というのは民営なんだ。塀で別々に仕切られています。
普通のお墓
 公墓の方は門を入るとすぐ回廊型アパート式墓。開放空間です。その奥が土饅頭の後縁に墓標が立っている伝統的なお墓。100m×50mくらいの敷地一面にピッチリ並んでいる。皆さんそれぞれお墓に花を供え、盛んに紙を燃やしています。ところが民営の方はお参りの人が少ない。アパートの中を覗くと、空き家が沢山ある。早い話、入居率が低いんですね。まだ建てて間がないのかも知れない。
アパート式お墓

 中央政府は土葬を禁止しているらしい。黙っていれば山を掘る。畑を潰す。都会のアパート式だって今の人口から考えたら足りなくなるのは目に見えている。だから最近は、骨灰を海に撒くのを奨励していると聞いています。
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