03.09.05  惣菜を買う

惣菜
食品売り場はかなり広い。これはホンの一部。手前に見える壺は醤とか特殊な漬け物類。右隅に少し見えるのが、桜エビや貝柱など。
かに
陽澄湖産の大閘蟹(上海蟹)。実に1杯で149元。養殖物の18倍の値段。味も18倍なんだろうか。一度食べてみたい。

 古代人@厦門です。相変わらず暑いですが、風に少し秋の匂いが感じられ、遠くの山並みが少しハッキリ見えるようになってきました。

 さっきTV(中央電視台2)を見ていましたら、人民元切り上げ問題について経済専門家とアナウンサーとのやりとりを放映していました。主題らしきテロップは「人民幣匯(サンズイが外)率保持穏定」とありました。当面は切り上げないよ・・ということでしょうか。専門家の言っていることも「中国経済にとって切り上げは不利である」という、まぁ至極当然な主張のようでした。アナウンサーが「日本がどう」とか言っているようで、背後に小泉首相、塩ジイ、アメリカの財務長官ですか? 3人が握手している絵が出て、如何にも日本が圧力を掛けているかのような印象でした。

過去3年、毎年3千億元程度の国債を発行して財政の辻褄を合わせている。今年はSARSの影響が大きかったため、予定されていた公務員のベースアップも見送った。当然、財政は昨年より厳しい状態。従って、中国は切り上げ圧力に対して粘りに粘るでしょう。ただ、既に石油については自給不可能になり輸入に転じています。また自動車エンジンなど精密機器などの輸入量も多い。従って、必ずしも切り上げがマイナス一辺倒にはならない。切り上げそうなジェスチャーで外資導入を誘い、そしていずれは切り上げに踏み切るでしょう。ただ、私には「それが何時か」は読めません。早ければ来年夏くらいかな。

 さて、今日は「ウォルマートで惣菜を買う」お話です。為替レート問題に比べれば非常に次元の低いお話ですから、興味のない方は即削除して下さい。

 ウォルマートはショッピングモールSMの地階にあります。SMは私の住んでいるマンションから非常に近く見える。でも実際に歩くと、ざっと300米はあります。建物が大きい。サッカースタジアムくらいあります。更に途中に大きな交差点があり、この2辺を渡るのでそれだけで100米はある。この交差点、初めは片側3車線くらいかと思っていましたが、よくよく見てみたら4車線ありました。日本でいうと、東京・日比谷の交差点くらいでしょうか。またSMに入ってからウォルマート入り口まで更に100米ありますから、ウォルマートに辿り着くまで優に400米は歩きます。現在何も運動していませんので、ここへ行くことが適当なエクササイズになります。

 一度フライパンなどを買って自炊に挑戦したんですけれど、まるで塩気がなくて脂っこいベーコンなどに辟易し、タッタ一回で自炊はギブアップ。残ったベーコン、マーガリンなどは殆ど手つかずで学校のスタッフに上げてしまいました。

 自炊しなければ外食するしかない。しかし、これが案外問題があって難しい。近くの小吃店で何回か食事しましたが、チャーハン頼むと米粒が油の中で泳いでいるみたい。刀削面食べたら即腹下し。具の肉が犯人でしょう。少し真っ当なレストランに入ると、今度は一皿が一人ではとても食べきれないくらいの量。ウーン、参った。それで、ウォルマートで惣菜を買う方針に切り替えました。

 ショーウインドウがズラリと並んだ島が幾つかあります。漬け物類、煮物類、点心類、揚げ物類、焙肉類、etc。最初、インゲン豆の煮物を半斤買いました。250gです。他にラッキョウなどの漬け物、昆布の煮染め、いずれも半斤ずつ。ところがですね。このインゲン豆の煮物は食べてみたら漬け物でした。辛いんです。だから一度に沢山は食べられない。ラッキョウや昆布は毎日でも別に苦にならない。しかし、このインゲン豆には参った。なかなか減らない。終いには見るのも嫌になった。食べ切るのに一週間かかりました。捨てちゃえば楽になる。だけどそれが出来ない。「欲しがりません勝つまでは」「ガソリンの一滴は血の一滴」。雀百まで踊り忘れず。子供の時に受けた教育って死ぬまで残りますね。近頃の不可解な事件を見ていると、教育って本当に大切だと思います。

 惣菜に限りません。ハミ瓜を買いました。半分に切った物です。5元でしたか。確かにおいしいですね。噛むとサクッと口に入ります。juicyです。ほのかに甘い。上品な味です。でも、これを食べ切るのに4日かかった。最後にはワタの部分が臭くなってきた。だけど、四分の一に切った物は売っていない。半分が最低単位なんです。やっぱり一人暮らしは不経済です。

 これに懲りて、以来惣菜買うのは200g単位にしています。「100g」と言うと店員が変な顔をする。まだ中国人になり切れていない。そんな顔をされるとつい怯んで200gと言ってしまう。まぁそれが適量のこともありますが、バラ肉などが入っているコッテリした煮物ですと、一回では食べ切れず持て余します。なかなか大変です。そんなこんなで毎晩タッパ五つくらい机の上に並べ、各種惣菜をつまみながら、ビールの夕食を楽しんで? います。

 惣菜から話は変りまして昨日、このウォルマートで万引きが見つかったのを見ました。昨日は平日なのに馬鹿に客が多かった。売り出し日のようでした。レジでは長い列。待っている間に、隣のレジで異変が。今しも勘定が終わった家族連れに店員が食い付いて、若妻のハンドバックを開けさせた。中から値札付のシャツが。その店員は尾行していたみたいでした。

 子供を抱いたばぁさんが何か言う。おそらく「金を払えばいいだろ」と言っているのでしょう。亭主はオロオロ。若妻は赤面。店員は携帯でマネージャーを呼ぶ。やって来たマネージャーは「金払わせろ」と言ったみたい。それで若妻は代金を払い、見つけた店員は少しお説教を垂れて無罪放免。案外寛大です。私、万引きが多いというのは知っていましたが、現場は初めて見ました。
昨今日本も多いようですね。嘆かわしいことです。

 また話は変ります。量り売りは一々袋に入れた商品を持って、電子秤のカウンターに値札を付けてもらいに行きます。ここが掟無きテリトリー。こちら行列しているのに平然と前に割り込む。行列なんて全く目に入らないようです。別に偏見を持っている訳ではありませんが、割り込むのは殆どが女性。そこで私、「パイトウバ」と怒鳴った。完全に無視された。パイトウバは間違い。パイタイバかな? 単語が違う上に発音が悪いから、まるで効果ありません。

 200gで変な顔されたら「200gがなんでアカンネン?」と怒鳴れるくらいに、もチット中国語を勉強せなアカンかな・・と思っている今日この頃です。

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