現地ツァーは面白い

 MLのメンバー西安老吉さんの質問にお答えしたものです。写真は陽朔の西街。一日ツァーで一緒になったカナダ人と広東人です。


 Date: Thu, 17 Jul 2003
 西安老吉さん 皆さん 今日は。古代人です。

>(1)現金輸送車の警備について

 上海でも厦門でも、自動小銃、防弾チョッキ、ヘルメットの男が二人は付いていますね。

>(2)中国人向けの現地バスツアー
> 先日の成都に関する話題の中で現地バスツアーについていろんな (中略)
> 十人十色の賛否両論があると思います。体験談や個人的な意見を聞かせて
> 下さい。旅行社の私がこんな質問するのも変ですが、よろしくお願いします。
 

 1.(中国人向けのツアー)
   上海より  青島        2泊3日  (双飛机)          (単独参加) 
   同 上   天台・仙居    2泊3日  (バス)            (井上さんほかと)
   同 上   武夷山      3泊4日  (双火車。車中2泊)    (単独参加)
   同 上   九寨溝ほか   7泊8日  (双飛机、現地はバス)  (家内と)
   同 上   雲南、中甸    7泊8日  (双飛机、現地はバス)  (家内と)
 
 2.(現地寄せ集めツアー)
  杭州一日ツァー (バス)     (駅前募集)             (家内と)
  陽朔一日ツァー (バスと船)  (ホテルの紹介)           (単独参加)
 
 3.(個人向けツァー)
  上海より   西安        2泊3日  (双飛机、現地ガイド付き)  (家内と)

 記憶している限りではこんなものですが、大雑把に言って、上から下へ行くに連れ評価が下がる。

 岩橋さんが仰っているとおり、1.に入ると、外国人ということで大切にされます。1.のうちの下二つは、間が3日しか空いていません。その二つに家内を連れて行きました。どちらも強行軍でしたが、今、家内に感想を聞きますと、「面白かった」と申しております。企画は上海春秋旅遊社です。

 2.はそもそも、人が集まらなければ成立しない。また半日程度のものですから、ガイドがいい加減という特徴がある。また、お土産屋や、特定のレストランに連れて行かれる。でも買わない、勧められるレストランには入らないようにすれば、全体としてお手軽で安く上がるという魅力があります。

 陽朔のは、私と広東人女性一人以外は全部欧米人でした。璃江下りしたんですけれど、男どもはカメラ談義に熱中。観景なんかそっちのけ。それが面白かった。杭州のときは、昔日本に居たことがあるというお年寄りが通訳してくれました。そういう「未知との遭遇」が面白い。

 3.は錦江旅行の企画でしたが、非常に悪質でしたね。一人4000元で現地では四星程度のホテルという条件でしたが、畑の中の見本市会場みたいな所に泊められました。上海へ戻ってから旅行社に苦情を言いましたが、現地に伝えますと言うだけ。錦江旅行は現地の旅行社に丸投げ。現地旅行社はガイド個人に丸投げなんですね。

 結論として、中国旅行社が募集するツアーは必ずしも悪くないと思っています。むしろ、3.の旅行社手配の個人旅行より良いです。


 Date: Tue, 22 Jul 2003   Subject: Re: 中国旅行がしたくなる本

 西安老吉さん 皆さん お早うございます。現地ツァー派の古代人です。

>> (中国旅行がしたくなる本の和田さん)曰く・・・
>> 海外旅行が盛んになるにつれて私たちが失うものがある。日本人を扱い慣れた
>> ホテルに泊まり、日本人の口に合わせた料理を食べ、日本人が好む商品が用意
>> され、日本語を話すガイドに案内される。要するに周囲が日本人に合わせてくれる
>> 仕組みになっていて、せっかく外国にいってもその国の人と一言も口をきかずに
>> 帰ってくる。


 私も海外旅行ではなるべく日本編成のツァーは使わないようにしています。理由は和田さんのご意見と同じで、その土地の文化、人に触れることが少ないから。

 同じツァーでも、現地編成のツァーとなると話は変わってきます。例えば上海人と雲南旅行に行けば、上海人は半ば外国へ行った気分でいるに違いない。しかし日本人である私からすると、上海人も雲南人もまぁ似たようなもの。つまり、どちらも中国人。だから面白い。

>私が添乗員として3回目の中国だったと思います。帰国便の機内で例によってア
>ンケートをお願いしました。


 このアンケートなんですが、この前私、西安老吉さんの現地ツァーに関するご質問にお答えしました。その中で、上海春秋国旅と錦江旅行の名前を出しましたが、前者はアンケートを取り、後者は取りませんでした。で、どちらが良かったかと言えば、もう問題なく前者の方が良かった。後者は苦情を言っても暖簾に腕押しで、全く無責任でした。どちらが有名かと言えば、後者の方が有名でかつ、規模も大きい。錦江はコングロマリットです。

 今、中国の旅行社でアンケート(顧客満足度調査)を取るところは多いのでしょうか? 外国人にはどこの旅行社がいいか、なかなか分からない。規模や有名度で判断するのも(前記のように)危うい。そこで、「旅行の後であんたのところはアンケート取る?」と聞いて、「取りますよ」という答えなら、まぁ乗っかっていいんじゃないか。そう思うんですが、甘いでしょうか。

 これは当然のことながら何泊かするツァーの話で、半日程度のツァーのことではありません。半日くらいのツァーは最初から「お値段相応」と割り切って乗る。勧められるレストランには入らない。そうしていれば、そんなに腹が立つような目には会わない筈・・・と思っています。何回か苦い目に会っていますので。
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