04.03. 30 写真を撮るとき
 
  hal-vvvさん 皆さん 今日は。
古代人@厦門です。私も写真撮るときは気を使います。私の乏しい経験談を一つ。

>常識や被写体になる人の感情は、地域、民族性、経済状態など またプライバシー
>や肖像権という概念の理解など いろいろなケースがあり、撮られて嫌がられるケ
>ース、逆のケースも両方あるわけです。

 中国へ来てまだ間がない頃、列車の中で弁当売りのおばさんを撮った。そのおばさん烈火の如く怒り、近くの乗客が総立ち。これは無事には収まらないな・・と覚悟したことがあります。結局は怒鳴られただけで済みましたけれど。

 女性は写真を撮られるのが好き。ただし綺麗な格好で撮られたい。年齢に関係なくみんなそうです。いや、年を取れば取るほど普段の格好で撮られるのはお嫌のようで。このときの失敗で一つ勉強しました。

 その当時はある市政府で仕事をしていました。私が古い建物や農民の生活などを撮るとお役人がとても嫌がる。「こういう情景は日本ではもう見られない。懐かしくて撮るんだ」と説明しても納得しない。そして、中国のいい所をお見せするからと、郷鎮企業が成功している地域へ連れて行かれた。郷鎮企業と言ったって、農民が自分たちで企業を興して成功しているということではない。外資に土地を貸してその貸し賃でいい暮らしをしているという、ちょっと「?」がつく有り様なんですよね。

 で、今や地主になった農民は畑の耕作を外地から出稼ぎに来ている農民にやらせ、自分たちは優雅に暮らしている。その自宅は外はまぁ普通ですが、中へ入るとピカピカ。金色まばゆい。お役人はそれを写真に撮れと言う。また、新しくできた鎮政府直営の病院へ連れて行かれ、その建物を撮れと言う。

 そのとき感じたこと。早い話、価値観が違うんですね。古いもの=遅れている。新しいもの=進んでいる。私らそうじゃないと思うんですが。内実がしっかりしてるのがいいモノだと思う。例えば博物館。展示品の充実度が評価の基準になるべきで、博物館の建物だけが綺麗というんじゃ評価できない。 

>結局 決まった結論はなく その時に応じて対応するしかないと思います。

 そうですね。トラブルにならないように、なるべく承諾を得て撮るようにしています。

 井上@パンダの父さんです。

>  中国へ来てまだ間がない頃、列車の中で弁当売りのおばさんを撮って烈火の
> 如く怒られたことがあります。近くの乗客が総立ち。これは無事には収まらな
> いな・・と覚悟しました。結局は怒鳴られただけで済んだのですが。


 これって、その前に”鉄道”だからじゃないですか? 特に昔は鉄道関連って軍事機密だったから、何をとっても公安に見つかったりしたらフィルム没収だったような。弁当売りのおばちゃんがそうだと言うわけではなくて、そういう可能性の話です。特に以前は写真に撮られるということがマイナスイメージしかない時代があったようなので。

 ちなみに僕は硬坐のトイレの写真を撮ったところ、その後公安にばれて言い争いになったことがあります。フィルムを出せ!といわれたので、フィルムの入っていないポラロイドを出して(本当は撮ったのはそちらではない)これではフィルムがないので撮れないだろうがと言って、押し切りました。。。相変わらずアホな僕。

>  で、今や地主になった農民は畑の耕作を外地から出稼ぎに来ている農民に
> やらせ、自分たちは優雅に暮らしている。その自宅は外はまぁ普通ですが、中
>へ 入るとピカピカ。金色まばゆい。お役人はそれを写真に撮れと言う。また、新
> しくできた鎮政府直営の病院へ連れて行かれ、その建物を撮れと言う。


 この話は僕もそういうのがよくありましたね。なんでトイレとか普通の町の様子を撮るんだって。

 簡単に言えば、日常を撮りたがるのは外国人の特性であるからして、違う文化に接した場合はしゃあないというこっちの事情と、中国の場合はとにかく都合の悪いことは撮らせてはいけないと国が上から下まで通達しちゃっていたので(例の外国人”優遇”ですね)彼らもその感覚が身にしみているというのはありますよね。だからこういうところでも仲良くなれるかが極めて重要だったりするし。

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