観光地ではご注意を


 Date: Fri, 03 May 2002 西安の印象

 トシ@西安さん 皆さん 今日は。古代人です。

>しかし、兵馬俑は陜西省歴史博物館と並んで、軍事基地並みの厳しい防犯設備が設置されているそうですが、観光客への防犯対策はなされていないのでしょうか?

 私があそこへ行った時感じたこと。写真撮影は禁止されている。警備員が所々にいて見張っている。でもあちらこちらでフラッシュが光っていました。厳重に注意しているようには見えなかった。適当に勤務しているのでは?

 後で聞いた話では、白人観光客には注意しないが、東洋人観光客には厳しいとか。真偽不明ですけれど。

 兵馬ヨウを出たところの露天でラーメン一杯65元と吹っかけられました。勿論払わない。相手の腕を掴んで「公安へ行こう」と怒鳴ってやった。相手はキョトンとしていました。10元置いて出て来ちゃった。追っかけて来たら道の真ん中で怒鳴ってやろう。そうすれば公安が来るだろうと咄嗟に計算したんですが、追っては来ませんでしたね。10元でも暴利です。麺を湯の中に浮かべただけのラーメンでしたもの。

 これも後で聞いた話。定価表を明示していないのは違法なんだそうですね。最初「多少銭」と聞いたとき、相手は曖昧なことを言って答えなかった。客は一人もいないし、出てきた麺は極端にまずいし、「どうもこれはおかしいぞ」と感じたんです。案の定、勘定となったら65元と言う。そして隠してあった定価表を取り出して、「ほれ見ろ。ここに書いてある」と突きつける。明らかにペテン。

 後で思ったのですが、これは裏で公安と繋がっているのじゃないか。あんな一等地であんなひどい商売が白昼堂々と行われていることを世間が知らないわけはないですものね。

 他にもひどいことがあって、私の西安のイメージはよくありません。でも毎年毎月、観光客は引きも切らず西安を訪れます。だから行政も程々にやっているんじゃないのかな。観光客の数が極端に減少しない限り、彼らは真剣にはなりませんよ。これは洋の東西を問わない真理では?  最近の日本の温泉地がいい例です。

2002.08.29    黄山の雲助

 古代人@湘南です。武夷山について、長い旅行記書いてご迷惑かけました。

 あの旅行記の中に書いた「黄山で1千元取られた」話。これから黄山に行く方もおられると思いますので、ご参考までにお伝えします。ただし、お断りしておきますが、これはあくまでも友人の話。私自身の体験ではありません。

 昨年の春のこと。語学留学生A氏(65歳。私も何回かご一緒に旅行しました)とK教育大院生T君(20代。交換留学生)のお二人が黄山観光に出かけました。A氏は元技術者で、春風駘蕩というのか、大らかな雰囲気の方。T君は上がりやで、人と話すとき一言言うのに15秒もかかる人。ま、早い話が、お二人ともおっとり型人間ということでしょうか。

 駅からタクシーを拾って、ロープウエーの方へ行けと命じた。ところが運ちゃんは「今日は風が強くてロープウエーは動かない」と言って、別の登り口へ着けた。仕方なく歩いて登ることに。

 ガイドらしきカードを胸にぶら下げた男がいて、「登りはきつい。リュックを担がせなさい」と。値段は確かに「1個 8元」と言ったのだそうです。「それは安い」と、二人ともリュックを預けた。ガイドは男二人にそれぞれ一つずつ持たせた。で、4人で登り始めた。(ガイドはついてこなかった)。

 私は実は、黄山には行ったことありません。行きたいけれど、きつい登りが苦手なので。頂上までロープウエーで行けるのなら行くんですが。

 閑話休題。かなり登ったところで、男たちが「ここまでだ」と言う。なんで? 「いや、8元は半分のここまでという決まりなんだ」と。「じゃ頂上まで頼むわ」ということで、続けて登った。フト気がつくと乗るつもりだった向こうのロープウエーが動いている。おかしい。でももう戻れない。

 頂上について精算。男どもは天秤はかりを持ち出して「こちらは20kg」「こっちは25kg」とか言って、「締めて千何十元」と請求したそうです。こちらはびっくり。一個8元だろ。

 相手は「いや、登り半分まで1kg当たり8元。半分から上は倍の16元」と言って譲らない。その計算でいくと、一応一人ざっと500元に確かになる。しかしそれは余りにもひどいじゃないか。でも結局埒があかないので、端数を切って1千元払っちゃった。

 結果論ですが、ここで払っちゃいけなかったのではないか。余計に払うのが1百元程度ならともかく、1千元と言ったら上海でも1家族が1ヶ月生活できる。私は西安のラーメンやで、法外な請求をする相手の手をつかんで「公安に行こう」とやった。安易に妥協すると、後から来る日本人にまた同じ災難が降りかかります。だが、この人たちは払っちゃった。

 まだ後があります。夜寝るときになってA氏、ハタと気がついた。「オレのリュック20kgなんてあるわけない。着替えが入っているだけなんだから」。せいぜいあっても2kgくらいだったらしい。

 まとめとして、「タクシー、ガイド、ポーターみんなワンセット。ちゃんとシナリオができているに違いない」というのがA氏の感想でした。これからフリーで行く方、どうかご注意を。 
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