04.12.13  ある留学生の場合
外語中学生たち
上師大のすぐ近くに外国語中学があります。たぶん私立でしょう。この子達はそこの生徒。本稿とは関係ありません。
 これは「58.留学先国の順位」から続く留学シリーズの一つです。私費留学で来ている上師大の教え子に質問しました。


 返信遅れましてすみません。質問についてですが、

1.龍谷大学に決めた理由:
 やはり入学の合格率が高いというところですね。あの時、私は国立大学を目指していましたが、研究生として日本に行くの方が結構難しいです。相手のことをあまりよくわからない状況の下で、日本の大学の教授は私を研究生として受け入れる可能性はかなり低いから、結局龍谷大学の留学生別科に決めました。しかも、龍大は全然知らない大学ではなくて、ほかの私立大学または日本語学校より、レベルはちょっと上の方にあるので、入国管理局の審査にパスしやすいですね。ちなみに、あの時その(先生の質問元の)国立大学の国語教育研究科の教授にもメールを送りましたが、返事はなかったです。
2、留学の目的:
 修士学位の取得及び国際的生活チャンスへの適応は私の目当てです。
3、事前の日本に関する知識の獲得:
 私は事前に龍大についてインターネットを利用して、ホームページをちゃんとチェックしました。また、本屋さんにもたくさんの日本留学事情みたいな本があって、中には留学の手続き、一年間の総費用までも詳しく書いた本もあります。
4、日本人学生との学力差について:
 大阪教育大学大学院に入学した後、日本人の学生との学力の差をしみじみに感じました。特に学部も大阪教育大学出身の子に対して、羨ましいっていう一言では言い尽くせないですね。日本人の学生だけではなく、同じ留学生であっても、専門知識の面でも、日本語の言語能力の面でも、私より何倍も上手い人がたくさんいます。でも、これは仕方ないことですね。せめて私は学習意欲の面では誰にも劣らない自信があります。ですから、現在の指導教授は「日本語がペラペラ喋れるが、学習意欲が全然ない日本人の学生より、一生懸命頑張っている留学生の方には優先的に入学させたい」と言いました。

 答えは以上ですが、これは全部私個人的な考えと経験です。日本に来てから、いろいろな留学生と出会いました。中には一生懸命頑張っている子がたくさんいる一方、バイトばっかりして学校に全然行かない、あるいは留学を口実として日本に来てから不法滞在になっちゃった人もいます。また、スナック、変なエステ店でバイトしている留学生の女の子も会ったことあります。私が感じたのは国立・公立大学で勉強している子はわりに真面目ですけど、私立大学の留学生はちょっとどうも言えないようです。これは差別発言であるかもしれませんが、私の本音です。
 それでは、お休みなさい。


 古代人@廈門です。ただ今15:14。快晴。24.6度。湿度47%です。

 昨夜(12月11日)、(上の)教え子とMSNで少し会話しました。

 「上海にいる頃から漠然と日本が好きではなかったけれど、日本で暮らしてその理由がハッキリ分かった」と言う。理由は「いじめや差別に会っています」ということ。例えばバイト求人に応募して行くと、「あなたは中国人だからダメ」とハッキリ言われたりするそう。

 私は「ボクも中国ではひどい目に何回も遭っているよ。外国ではある程度仕方がないんだよ」と言いましたら、納得していました。

 「中国人が日本でこんなに悪いことをしているとは知らなかった」とも言っていました(注)。「だから(差別も)ある程度仕方がない」と。問題はこの後。

 私が「中国は国際的に見て未熟。だから問題が多い。君は帰国したら中国近代化に貢献しなければいけないんだよ」と言ったら、「私はそんなことはできない。小さな幸せがあればいい」と言う。そこで「中国人は砂と同じだ」という孫文の言葉を引いて「中国人はそんなだからダメなんだ」とお説教してやった。でも、国の広さ、人の多さ、複雑さを考えると、私の言うことの方が無理なのかなぁ。

 (注)上師大時代、私は授業で日本における中国人犯罪の急増について犯罪統計から具体的に数字を挙げて説明しました。でも、この子はすぐ忘れてしまったのでしょう。 
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